絵の描き方について

「絵の描き方をおしえましょう」に込める思い。
私の子ども二人は教育大学附属校に通っています。
なぜかというと、私自身22歳からこの年にいたるまでまで
大阪教育大学附属小学校の入試について、
調べまとめ考えてきました。
毎年確実に合格させることを目標に。
その結果として、
必ず合格させる、塾でよく聞く目標とはちがい
絵を描くことによって小学3年までの学力をつけることができる。
小学3年までは具体的操作の、目の前のものを動かせることばかり。
国語は音読など、文字や数字といっても、お絵かきでできることばかりです。
そして発表する力をつければよりよいと考えました。
そして、体を動かすことです。
教育指導指針を買ってきて、お絵かきとの関係を調べてみました。
小学校3年生までのことはすべての教科です。
何度も思うことですが、私は教育者であっても教育委員会に所属していないし
民間の研究者です。だから、派閥もなく自由と言えます。
ですから書けることがあります。
入試の研究をする上で附属学校園の特徴とも言えますが
「私たちは教えません・・絵の描き方をおしえません。」と、
まるで、教えないことが素晴らしいことのようにおっしゃることがあります。
描きたいように描かせましょう。
とか、好きな色を使いましょうとか。。
興味があればもっともっとたくさん描きましょう。
という、保育の形(幼稚園)
あるときは、絵はコーナー保育のような形です。
これについて不満があるわけではありません(母親としての視線)
ただ私の経験の中で、
東大阪で公立の小学校授業の「ゆとり教育」の時代に絵の好きな子の時間を受けもったことがあります。
ゆとりの教育のときには
「何も好きなことがない」と無気力に答えた子たちがいました。
その時に、ゆとりという名前の、無責任、見て見ぬふりの放任・・ではないかと、母親として感じました。
もうずいぶん前です。
その時の経験からすれば
教育大学附属校で実践とされる、学校園の子どもたちとの違いです。
言いたかったことは
(母親としてもごめんなさい)
もし描きたいものがなければ、どうしますか?
絵が嫌いならどうしますか?
興味のあるものがなければ・・どうやって描かせますか?
というマイナスのイメージ設定。
わたしは、それについて考えました。
絵は誰にでもできますし、
繰り返し言いたいことですが
弱視や こまりごと 聴力の問題 心の問題・・
色んなことを乗り越えても
自由に表現できる分野です。
附属校では、小学校に入学する段階もうすでに
よい絵をかく家庭が(心の豊かさ)という意味で、
選ばれています。
家庭環境を含み、すでに、表現したいものがいっぱいあって
明るく、豊かな色彩感覚をもっているのですから。
「絵の描き方をおしえましょう。」
というのは、心を解放するお手伝いをしよう・・
という意味で、決して
手芸やお料理とは違うわけです。
順番通りにきれいに作ることが
お絵かきの目的ではありません。
まだ あおいみかん
小学5年
p1018785.jpg
次男が 足を打撲して、みかんを描きました。
ちょっと せつない すっぱい 味。
まだ あおいみかん

前期期末テスト

前期期末テスト
今日のテストは内申点にも大きくかかわる兄
次男、初定期テスト。
私は、7月終わりから、朝5キロ歩いてから(6000歩ぐらい?)
すでに2か月。
なんとなく体がしっかりしてきました。
足はまだまだヘロヘロです。
子どもと喧嘩しても負けないような気分。
ところで、兄は1500メートル走
9人中9位。トップとは10秒ほどの差。
「まっすぐの道しか走ってないから、トラックが曲がっているからそこがわからへんねん。」
とか言っている。笑えるな。。
でも、運動部の男子の中でよくやっている。
「自分に勝ちたい、とかそういうのかな?」と、質問したところ、
「そんなかっこいいもん違うわ。」と中学3年生の勇介さん。
「言葉では言えないな。」と、最近は会話も短い。
今日から前期期末テスト。
今朝の鴨川。朝の4時半DCIM0101.JPG
夜明け前。
何か始まろうとしています。
今日も一日頑張りましょう!

ぷっちプチ 京都伏見教室 アトリエ遊

9月21日 土曜日ぷっちプチの教室の様子です。

おしゃれなショップの、フリーペーパーで遊びました。P1018768

卵パックもさりげなく置いています。

自分の働きかけで 形がかわったり、びりびりって音を立てる素材です。P1018770

早速お口へ。

P1018773

ママと遊んでみたり

P1018776

ぱらぱら~って新聞紙を上から落としてみたり、

最後は絵本と、音楽でした。

P1018778

絵本を読んだりして、歌を歌ったりしていると。。

いいお返事

「はいっ。」

が出ました。

拍手拍手です。

バナナもぐもぐ、しっかり歯もはえて、新聞紙で上手に遊べました。

また来月会おうね~。

ゆうこせんせいより。

京都水族館~のりひろレポート~

京都水族館に行きました。
(のりひろ 小5 レポート)
 
DCIM0052.JPG
ぼくはこれを見たとき 「お母さんこれみてこれみて~」と言ったら、
お母さんは「わ~。」って言いました。それで、ぼくが手を振ったら
その写真のように、カニも手を振りました。
DCIM0054.JPGDCIM0056.JPG
ぼくがカニの横に行ったら、タコが踊っていました。
それで、そのダンスの途中で右の写真のように口を見せてくれました。
それでそのまま 足をふよふよさせながら、後ろに行ったり 前に行ったりしました。
ぼくは上のカニと下のタコ 海洋ゾーンの中で一番びっくりしました。
P1018793.JPG
京都水族館にオオサンショウウオが大量にいるということが テレビでやっていました。
テレビでみていてもびっくりしたけれど
実物を見るとテレビよりもびっくりしました。
ぼくとお父さんが思ったことは、一番下にいるオオサンショウウオは、重くないのかな?
と思いました。
P1018817.JPG
アザラシです。
このアザラシを、こうやって顏を近づけている写真は
ここにきた時は 撮れていなかったけれど
色んな人を押して 前に来て 写真をとりました。
すると、この写真のように 首を上にあげてくれました。
DCIM0063.JPGDCIM0061.JPGDCIM0062.JPGDCIM0065.JPGDCIM0069.JPGDCIM0070.JPGDCIM0071.JPGDCIM0072.JPG
ぼくは、この時写真の電池がなくて
撮れなかったので、お母さんに 「スマホ貸して~」と言ったけれど
貸してくれませんでした。
だけど カニとたこを撮り終わったとき、お母さんに「写真撮りたいから貸して。」
と言ったら、さっきは貸してくれなかったのに いきなりやさしくなって貸してくれました。
そして、その写真のところまでダッシュしていきました。
それで上の写真のように撮りまくりました。

美術室

美術室
私は美術室をみれば、学校のことがわかります。
たとえば偏差値がどれくらいか。
この表現がよいのかどうか、もし失礼なことなら、すみません。
美術室やアトリエの空気でおよそのことがわかります。
大阪の公立高校、
私立女子、男子小中校
定時制、単位制、の学校
国立の小中学校
などなど・・
美術から見た子育てですが、
たとえば粘土工作についてです。
粘土を渡せば、先生に投げつけてくるような、定時制の高校もあります。
あるいは、無気力で何も答えがかえってこない学校もあります。
美術は、音楽や体育と違って、順位や成績がわかりにくいし、
特別な環境 楽器を買ったりしなくてもよいし
美術の道具は、跳び箱や鉄棒などと違って環境もそれほど特定しません。
美術は寛容です
寛容というのは、
その人が表現したかったものをみとめ、
また伸ばし、自信をつけることができます。
絶対的価値観があるようで、実は「寛容さ」にくるまれています。
先ほどの、粘土を投げつけてくるような子どもが、何か悪いかというと、
(もちろん悪いのですが)やはり、自分では抱えきれない悩みや、どうしようもないことがたくさんあって、どうしようもないことも・・・あるのではないかな?
無気力な人たちも、もっともっと小さいときに、自分の意見や意志をしっかり持って誰かに褒められたり、認められたりしてこなかったからではないのかな・・。
誰もできないことができる強さは
この「寛容さ」からくるものではないでしょうか。
だからこそ、本気になったらなんだってやれる。
そういうことを言ってあげられる教科なんです。
美術は寛容です。
点数や知識や偏差値で縛られない世界があります。
さて、指導者はどいうでしょうか。
どんなことでも、ほめて
現代美術のように
「芸術は爆発」というような
言葉で完結させていないかな?
君たちはこれから大人になっていく。
そのなかできっといろんなことがまっているだろう。
どんな状況におかれても
どんなことをしても
どんな時代でも生き抜いてやる
そういうメッセージを謙虚に伝えてほしい。
そしてその上で、なにが大事で、
なぜこのような絵を描かせるのか
指導者にはしっかりした考えが必要です。
お絵かき教室の先生には資格がありません。
音楽の先生でも書道の先生でも絵をおしえたりできます。
学童保育でも保育士さんもです。
また、芸術大学を卒業していても子供のことがわからないのが普通です。
お絵かき教室の先生というのは、いろんな大事な役割があっても、資格はありません。
美術室には
「寛容さ」による先生の大きさ豊かさ
自分の置かれている環境の中で生きようとする子どもの姿もあり
また、環境設定(学校)の資質みたいなものも見えてきます。
また、このようなことを言えるのは
私が無所属で
学校の先生ではないからです。
「美術から見た子育て」
は、お母さん方保育士さんにも伝えたい気持ちです。
写真は伏見教室の柱です。身長が刻まれていきます。P1018737.JPG