色彩構成~テーマ~

さて、何を描こう
というときに
中学生の君たち(なんていうのか、中学生たちへ)
どれだけのテーマをもっているでしょう。
絵にかかわらず
たとえば自然科学(理科数学)
歴史や地理の 社会科学
知識を多く持つこと
絵以外の分野の経験というか実体験を持ち(クラブ活動など)
仲間を一緒に仕事をする。
絵を学ぶときは、そのことに注意して、学ばなくてはなりません。
音楽高校 美術高校も大事だけれど
大人になればなるほど、
色々な経験値が大事になります。
色んな世界を知ってください。
この本は大学受験の時に買った本です。
美術教育を人間形成のための表現活動と考えてつくられた本
「少年の美術」より
美術を学ぶ人へ 佐藤忠良
美術を学ぶ前に、私が日ごろ思っていることを皆さんにお話しします。
というのは、みなさんは、自分のすることの意味を、きっと知りたがっているだろうと思うからです。
中略~
 
人間が生きるためには、知ることが大切です。
同じように感じることが大事です。
私は、みなさんの一人一人に、ほんとうの喜び、悲しみ、怒りがわかる人間になってもらいたいのです。
美術をしんけんに学んでください。
しんけんに学ばないと、感じる心は育たないのです。
P1019618.JPG
もっと知りたい方は
京都伏見 アトリエ遊へ!
ちゃっかり宣伝します。

色彩構成~色の三要素~

色の三要素
色には色合い(色相)しきそう
色の明るさ(明度)めいど
色の鮮やかさ(彩度)さいど
これを知っておきましょう。
その色相を環にしたものが色相環といいます。P1019596.JPG
日本語訳
12時から き(黄)
きみのだいだい あかみのだいだい あか あかむらさき むらさき あおむらさき あお みどりあお あおみどり みどり きみどり き
12時と6時の正反対のところの色が補色
補色というのは混ぜ合わせると 無彩色 (グレイに近い)になります。
作品の写真を撮るときにも注意しています。
今はパソコンで色の3要素に変化がつけられます。千羽鶴.jpg
これは 生麩をたいたときの写真。
ちょっと彩度をあげてみますとこんなかんじ。千羽鶴saido.jpg
鮮やかになりましたでしょうか?
次に明度を落としてみます。
暗くなります~千羽鶴 meido.jpg
最初の写真にもどります。千羽鶴.jpg
いつも、陶芸のフェイスブックの写真や ブログ写真はこうやって すこしでも見やすく
作品がきれいに見えるように調整しています。
それで、細部まで丁寧につくっているところまでよく見えるようにしています。