色彩構成~色相~

中学生にとって必要な色の勉強のことです。
色は時計になっています。
1時から12時です。
またその時計の色ですが、12色。
各メーカーが出している子ども絵の具の12色セットとは全く違います。
赤は各種メーカーによってもちがうんです!
本当に赤いな・・と感じる色は青みがかっていると思ったりします。
もちろん感じ方には個人差というものもあります。
同じチューブから出した色でも、画用紙に塗ったときはみんなちがっています。
同じ絵具でも、これがふしぎなことに、水の量や筆の使い方でまた違います。
P1019596.JPG
この図は12色相環図です。
赤はどこでしょうか。
3時のところが赤?ではなく
4時のところなんです!
一番上は黄色ではなく、黄緑!
これが日本語訳となります。
そしてこの色にはそれぞれ科学で数字で説明できる光の分析です。
光がなければ色は見えません。
また、この色がわからなくても(色弱等)
色彩豊かな表現 理解は可能です。
色の3原色 赤青黄 それぞれ混ぜると無彩色(グレイ)になります。
メーカーによります!(^^)!
さてさて、実践にどれだけいかせるでしょうか。
勇介君途中の絵です。
馬の絵です。p1019489.jpg
馬の部分は青みがかっている。
それを主題にするなら
青を引き立たせる黄色ではないか?
と考えたり・・
アドバイスしたり・・
コンクリートを突き破った外の世界にするなら、
もっと、無機質にしようとか・・
そういう話し合いをします。
それが、中学生に必要な色の話です。
ヨハネスイッテン色彩論より

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