正面からのお番茶の道具の写真です。
竹簡詩の内容
「一華開五葉」いちげごようをひらく、と読みます。
一つの花は五弁の花びらを開いて咲き、実を結ぶように、人間も五つの知恵(心)を持たないと、正しく才能を開花出来ないし、次代にそれを継ぐ事も出来ない。と云う意味です。
五つの文字に込められた内容は深いものがありますね。
今日のお菓子の写真はNO5(勇介)です。
感謝とともに。
2月
新年の行事を全て終えて、気分的にはホッと一息つける月
文房四宝です
1月
京都では正月三が日が過ぎれば、各流派の宗家において新年の行事が執り行われます。
初煮会、初釜、初生け式等々がそれですね。
小川流でも7日三清庵後楽堂にて、新春を寿ぎ家元嗣手ずからの一煎を振る舞われました。
このお茶を頂いてはじめて新年を迎えたと云う気持ちになります。
伏見教室でも31日ミニ初煮会を行います。
普段顔を合わせないお弟子さん達が、互いに扇子を膝前に置き手をついて挨拶を交わす姿は、とても微笑ましく美しいものです。
「親しき中にも礼儀有り」とはよく言ったものです。こういうちょっとした所に日本人の美しさがあるのだと思います。
茶席扇は結界の役割をしてくれます。膝前に置いてご挨拶するのは、一膝下がってご挨拶申し上げます、と云う謙虚な気持ちの現れです。
今年もお煎茶のお稽古を通して、日本のさまざまな文化を学んでいきたいと思います。
京都伏見アトリエ遊小川流煎茶教室
今橋治楽
師走
一年を締めくくる大切な月です。
思い通りの一年を過ごした人、そうではなかった人、それ
色々な事があったと思いますが、反省とやる気を持って新
師走と言えば、顔見世.事始め.お歳暮.クリスマス.忘
温かいたっぷりの番茶は、一息つくのに良いものです。
伏見教室も来年で九年目に入りますが、嬉しい事に江戸時
皆さん小川流のお稽古を通して、お手前も人間力も付けて
後輩達がこれに続いてくれることと楽しみにしております
「終わり良ければ全て良し」と言われます。
残りの日々、気を抜かず、ゆとりを持って過ごしたいもの
スペインのテルエル窯のものです。
キリスト教とイスラム教が仲良しだったころのものです。