マエストロ貴古の軌跡展
ということで、この様な写真を撮ってみました。
これでも一部です^^
応援していただいた皆様に感謝です。
御礼申し上げます。
KOIYAMA Gallery・Space
霜月
茶人の正月と呼ばれる月です。8日は立冬。小川流本格手前では、この日より煎
茶手前が始まるのですが、この気温では如何なものか?と心配しております。
ヒヤッ!とした肌寒さが背筋をピンと張らせてくれて、様々な緊張感と共に向き合う煎茶手前。
実際に試してみて確認しようと思っております。
ところで皆さんは11月1日が紅茶の日と云うのはご存知でしたか?
伊勢の船頭大黒屋光太夫が江戸への航海中に海難に遭いロシアに漂着。日本は鎖国をしていたので直ぐに帰国できず、帰国の許可を願い出る為にシベリアを横断しロシア女帝エカチェリーナ二世に謁見。その後彼は正式なお茶会に招待され日本人として初めて本格的な紅茶を飲んだのが200年程前のこの日だったそうです。
琥珀色の紅茶、翡翠色の煎茶、どちらも沢山の歴史物語を持った私達の暮らしを豊かにしてくれる飲み物です。
夏休みもすっかり終わって、9月 もう後半に。
次男と二人のささやかな絵の勉強として、自宅でも一緒に絵を描くことになりました。京都伏見アトリエ遊、東山特別講習。ということにします^^
モチーフは、スプーン、そして、京都大原の道の駅で購入した南瓜です。
自宅の部屋の端の机が小さなアトリエ というわけです。
次男より
国公立大学の美術の大学の合格なんて、無理って。みんなそんな目でみるわ。学校では笑われてんねん。お母さんは大学受験の絵の先生やったんやろ。俺たちのためにも、伏見教室頑張ってくれてんの知ってるで。お母さんが弱気でどうすんねん。
こんな一言から始まりました。
我が家のささやかな目標。「芸術で生きる」です!
親子で目標に向かっていこうと 決めました。
まずはスプーン一本を描きました。
そこで、お父さん(夫) 登場です。
「手首の力を抜けよ。スプーンは感性で理解するものじゃない。構造で理解しろ。」なるほど。父親の一言が効きます。
線一本が大事だと伝えます。緊張感を持って絵に接する事。
鉛筆の削り方上手になってきました。
簡単なことのようですが、家で描くって案外 誘惑が多く難しいですね。
そして南瓜です。
大きく形を捉えることができました。
こちらはまだ途中です。
この絵を描きながら、美術館に行きました。
本物の絵を見たり、お昼は外食したり!
これこそかけがえのない時間だと思います。
丁寧に一つ一つ。最後まであきらめない。
さて、どこまで頑張れるか我慢大会。
次は影を描くそうです!完成はもう少し頑張ってからです。
描き終わったら
美味しい南瓜のお料理もできたらいいな(^^)
主人のパレットの復活です。
藝大 入試説明会 そして、大手予備校巡りに行ってきました。
そして、大学2年生の勇介に会って、大学の寮に泊まって帰ってきました。
後ろ姿も大人に見えました。次男です。
東京の博物館で一日中過ごしました。
何を見てもじーんとしました。
さて、その感想です。
「僕は、これからも京都伏見教室でお母さんに絵を習い合格する。」
でした。お父さん、お母さんを尊敬する。。まで、言ってもらって、母としても、先生としても感無量です、、が、しかしながら。。倍率が20倍。違う意味でも泣けます。本当に試練のはじまりです。
京都伏見アトリエ遊の また、新たなスタートです。
どうぞ皆さま 今後ともご指導ご鞭撻をお願いいたします。