5歳児の絵

5歳になればこれくらい描ける。という言葉にはなにがあるのか・・
今でも思う。成長を見守っていくっていわれても、[見ていますよ毎日じ~っとね。]ともいえるので、難しい。
いつまでに何をどうやって見守るか。
難しいと思った。今でもおなじですが。
5歳で大きな〇しか描かなかったU介さん。今では何でも描く。
うまく描きなさいとは言わなかった。
着眼点がおもしろい子どもだった。
意外なところに おもしろさをみつけることも 絵画の条件である。
つい、表面的は 技法ばかりを褒めるが、
「なるほど。そこにきがついたんだね。」
という気持ちを持って絵の評価はしなければならない。
画一的にみんな同じ。点数をつけるような絵は受験だけ。そして大人になったら毎日。今は子どもの表現力をのばすとき。みんなで描けばより楽しい。うまい 下手 はもう少し あとになってから・・
この作品は年中の時に描いたものですが、画用紙いっぱいに描いています。
今でもこの時のユーモアが大事だったと感じます。
変な絵は大事です。
個性になって 生きる力になると実感します。
!(^^)!
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0才児の絵の目的

こどもにとって、ふしぎだな きれいだな どうしてかな
などという 感動 疑問がおこる環境が必要である。
何かの感動があって、手が動き 作品を作ったりする。
ダイナミックに描くことが必要である。自信になる。勇気がわいてくる・・。
大人も子どもも同じ。
わ~ いいね~ !(^^)!と感動を伝えあうこと。
毎日子どもは変化している。成長している。
描き方ではなく、絵との関わり方。
どうやって描くのかな。の前に素材と遊ぶこと。
立ち向かっていくことが大事。
大学受験の絵も白い紙に立ち向かっていくように描く。P1011881.JPG
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1歳の時の次男。のりさんです。
このように 自由のようにみえて、ある程度の規制のある遊びや経験の必要性を説明する本がない。
うわさ話で、なんとなくよさそうだという、イメージで絵を描かせる。
どんな理論よりも、育児書よりも いろいろな人とのかかわりや刺激は、その子にとってどのようにひろがるか。
思い切って、安心できる環境で 挑戦させてやるという親でないといけないのだと 今でも・・思います。
長男のU介さんですが、中学2年の今でも、1歳の時の独特の表現力で、生きています。
私も毎日 発展途上。完成はないのだと思います。
1歳の時 思い切って 自然とかかわり のびのび育てて本当によかった。

金環日食

「ぼくこのめがねで、みるか?」と知らないおじいさんが近寄ってきた。
金環日食のことである。
「ぼく、遅刻しそうだから、寄り道できません。」ときっぱり。のりさん。
しかし・・兄はそんなにあっさりとはいかない。
お兄ちゃんは知らないおじいさんとあやしげなメガネで金環日食を見て学校を遅刻した。と、のりさんが言っている。
「ぼくおかしあげようか。」
というおじさんもいる。
きっぱり。「知らない人から食べ物はもらえません。」えらい。
でも・・・
「おかあさん。鼻毛って 髪の毛とつながっているの?」真剣そのもの。

「そんなわけないやろ。それより、そのズボンおれのズボンちゃうか?」

「ぴったり、ぴったり~♡」
(笑)

おりがみ

何でもいいから、作ってみよう!(^^)!
最近のおすすめは折り紙です。
毎日何か作って 生活の中に造形を取り入れ子どもと遊びましょう。
絵をうまく描くことが負担?なら・・、折り紙。
パソコンからも折り方がダウンロードできます。
季節感もあります。
何歳でも楽しめて、伝承遊びなんです。わらべ歌みたいに、なんだかとても気持ちが安らぎます。
アトリエでは・・
ピンクのぴょんぴょんガエル。もうすぐ6月。
パンダちゃんもできるかな~。P1011840.JPG

ダメな母親です。

私は全くダメな母親です・・。
子どもに甘いのです。そうです私がダメな母親だからです。
アトリエで会う子どもはとてもしっかりしている。私は、しつけがだめだ~。あ~。
たとえば、学校に行く前。七時半・・
弟の忘れ物をいっぱい見つけて叫ぶ私。その横で、靴下が思い通りにならないでパニックになる兄。弟が走る。兄が叫ぶ。私は裸足でお箸を持って追いかける。
それでぴったりの言い訳を考えた。笑いながらお付き合いくださいね。
3つの親
1、知識
すべてがきちんとできる子どもは、ある意味こどもらしくない。(子どもってそういうもんじゃないか?)
2、子どもを積極的に、受け身ではなくコントロールする
3、原則
大人になってもこのような状態にあるわけない。(未来を見通す。)
あと10分あればおさまるだろう。(結果をイメージ)
最後のバスにまにあえば、大丈夫。(遅刻しないことが一番大事。)
ぎりぎりだったけど まあなんとか一件落着
!(^^)!
ダメな母親の言い訳ですが・・
ADHD研究の権威 Russell Barkley氏の講演より いただきました。

新作を作っています。

作家活動をしながら、いつも美術館に行き 新しいものを取り入れる先生でありたい。
現役とは心の話。一番良い方法で生きる覚悟でつくっています。
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「うたう」という表現行為

「うたう」という言葉の語源には二つの説がある。
一つは「訴う」が変化したものというもの。
これは、「うったう」を繰り返して唱えているうちに「うたう」になるからだ。~略~
もう一つには「打ち合う」という説がある。「うちあう」も繰り返しているうちに「うちゃう」・・「うたう」に変化してくる。
この二説を合わせると「うたう」という行為の意味が明確になってくる。
自分の気持ちを歌にのせて訴え、その訴えを聴く人が「その通り」と心を打ち合わせ、手拍子で応援するなど、うたうものときくものが心を合わせる。つまり心のコミュニケーションをすることが、「うたう」ということばの語源といえる。
 
「保育実習」による抜粋 参考書より
私が、子どもを保育士さんに預けた時に、この言葉の意味を深く理解することができました。
赤ちゃんであっても、何か表現しようとする力をキャッチして、心で受け止めて子どもにかえす力こそが、母親 教育者に求められる五感。豊かさだと思う。
いいお母さんなんていない。
どうしてか・・・みんないいお母さんだから比較がない。ということ。
子どもにとって どうあるべきか、みんな考えている。
子どものなきごえで、どうしたいかわかろうとする力こそ、子どもの情操をはぐくむのだと思う。
決して、絵がうまく描けることが情操ではない。その絵が何を表現されているのか考える、褒める たたえることができる。そのような教育者になりたいと心から思いました。
尊敬する佐俣先生に、今でも感謝の気持ちは変わりません。

赤ちゃんと音楽

音楽教育といえば、歌を習う ピアノを習う ・・技術の訓練に限定されがちになる。技術のおしつけになりかねない。
私が子育てをしていて感じ、また保育士試験での勉強で学んだことの一つに、「音楽は囃子」~おんがくははやし~という言葉が印象的でした。
 
その一部を紹介します。
音楽は相手をもり立てる「囃子」
日本では古くから音楽のことを、長唄囃子、祭り囃子のように「囃子」といってきた。囃子とは「栄えあるものにする」ということで、相手をもりたてることである。
このように、乳幼児の行動をはやしたてる、囃子たてる 相手と一体化して喜ぶ・・
「あんよはじょうず ~♪」とはやし立てる。
その囃子言葉で一歩一歩あゆみはじめる。
子どもの成長を喜び合って 遊びをもりたてていく。
そしてその遊びのなかに、リズム 表情 身振り手振り、その抑揚。
これらすべてのことが、かけがえのない赤ちゃんの時期、0歳児の音楽であることを実感しました。
子育てをしていて、音楽で成長をたたえて ゆたかな言葉かけを母親一人でするよりも音楽の先生と子育てを楽しむこと。
いろんな音色 その抑揚 リズム を楽しみ子育てをより豊かなものにしたいと感じました。
指導のための、リトミックとかの資格がなくても音楽を志すものなら 大丈夫だということです。
写真は首が少しすわったころの長男です。毎日いろんなことができるようになり、とてもうれしい時です。
子どもも「おや?」っという感動が表情にでています。P1011778.JPG
社会福祉法人全国社会福祉協議会 保育実習 より

絵本バック

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長男と作った絵本バックです。手描きです♡もうボロボロです。
いまはしゆうこ絵本館の引っ越しをしました。
枕カバーの刺繍の上にマジックとアクリル絵の具です。この絵本バッグがこのブログのスタートでした。
なぜ 子育てには 美術 音楽 が、必要なのか、アトリエの授業とその内容の説明とともに絵本のようにまとめていきます。
お付き合いよろしくお願いします。
今橋裕子

発表会です

Norisakyu さて、本番です。サッカーの試合のあと搬入のお手伝いで、京都の自宅に帰るのが夜12時。もちろん U介さんもお手伝い。この小学1年生は案外よく働きます。

こどもたちが三日風呂にも入らず、電車では寝てしまい、外食でつなぎながら本番でした。干支作品完成、展示が遅くなってしまいました。かなりひどい母でした。本番前にピアノの山本美佳子先生が頭を3回なぜてくださったのは、髪型を整えるためだったとか・・。[E:coldsweats01]すみません。

白い服の弟は今歯が抜けていて、「のりさきゅ~はなのように~」と大きな声で歌いました。審査の結果は・・あっぱれ[E:catface]市長賞。

皆様お疲れ様。我が家はまだまだ これから、これから・・個展の作品を作ります。

ホームページでは発表会の様子が見れます。

のちほど・・アトリエ、イギリスへの旅の後に・・。