2014年 2月12日(水)~2月18日(火)
大丸京都店6階 アートサロン ESPACE KYOTO
日本歌曲のなかの「初恋」の歌詞からイメージして作りました。 一握の砂 より
「私の名前は ふしぎちゃん。きょうも 器の中の 新たな世界を発見するためにやってきました。」 あら・・なにをみつけたのかしら。ちょっとびっくりしているようですね。
この作品は、ラスター彩の絵具を使っています。印象派の画家のように点描のように光を描きました。大胆な手法をとって、呉須の絵具を使っていますが、このように完成すると、きちんと完成しているようで、ふしぎな作品です。 お花を飾っても 玄関に置いても なんでも使える入れ物です。
ラスター彩の色をご覧になって、「あら かわいい」と言ってくださる方が多い個展でした。 とてもうれしいことでした。ありがとうございました。よく見てくださると、ピンクは3色あります。 薄いピンク 濃いピンク キラキラとしたピンクです。
私の名前はふしぎちゃん。きょうも何かをさがして旅にでました。カップの端っこでなにか面白いものを発見した様子。 こふしぎブルーちゃんと実家のお母さんはよんでいましたのよ♪ふしぎなお母さんよね。。
こちらは、マエストロ貴古ならではの合作の面白さと、四代貴古の高い技術 それに、清水焼の伝統的なデザインが融合されている作品です。 ウサギのような不思議な生き物は、まるで懐かしいような 新しいような それでいて 気品ある姿で立っています。この作品から、いったいどのような世界がはじまっていくのでしょうか。それはふしぎちゃんだけにしかわかりません。きっと、ふしぎな世界につれていってくれるでしょう。
お正月に白い馬をみるとよいことがあるそうです。まさに白馬とふしぎちゃん。「あらどうして、天馬がこんなコップの端っこにいるのでしょう?」ふしぎちゃんも不思議そうです。ぷりぷりっとしたお尻がかわいいふしぎちゃんです。
木枠の上から紙をコラージュして、陶器の作品を展示しています。陶器もパーツの一つとして絵画作品に組み込まれる こちらも不思議な作品といえます。でも新しい世界観で、人気がありました。
死を見つめ今を生きる~メメントモリ~ この作品名ですが、今を思いっきり生きようという意味です。 こうやって、夫婦合作で作品が作れるのも、子供の成長とともに生きることも、すべて今があるからです。 今日一日に感謝して 謙虚に作品を作っていこう。という気持ちです。
この形は偶然にできたものですが、実は上から見ると花びらのようにも、桃のようにも見えます。呉須を流し込んで絵をかいています。 一つ一つ手で作っているので全部形が違います。
これは、ボンボニエールです。 小さいお馬さんが玉に乗っています。 きれいな色でとってもキュートでした。
ピンクの猫ちゃん。 実は一番のお気に入りでした。
とても繊細な手作業で すべてが作られています。 チューリップのデザインを中心から配置したところは、温故知新(貴古)の精神が感じられます。 使いやすくて、飽きのこない色です。
小ぶりのふしぎちゃんです。ふしぎちゃんが一つついています。白磁のカップにアクセントをつけて、変形させてから いっちん技法でレース模様を描き、また金彩でも描きます。とっても手間がかかっています。繊細で丁寧な仕事です。
こちら側から会場をご覧ください。 (ふしぎちゃんがメインのテーマではなく・・)実は、四代貴古の確かな技術と 清水焼の優雅さをご覧いただけます。
手前に陶人形「初恋」それから アクセサリー、ビアマグ(全色)平面作品などが 展示されています。 2月のバレンタインデーから、春に向かって 雪が解けて キラキラと光が入ってくるように錯覚しました。デパートの中ですが、気分はすっかり春でした。
この大きなお皿ですが、中心に使っているのが「浅葱色」です。とっても古いものの再現です。 目の前にすると、その迫力に 驚きます。赤絵の赤もとても存在感がある色です。
長男の絵画作品から 「詩」(長男)とこの作品がうまれました。 ♪とっとことっとこ~やってきましたよ。
三代貴古のデザインを四代貴古が 自分なりの解釈で 新しく作ったものです。 この色ですが、古くて新しい 本物の旧呉須の色を再現したものです。展覧会ではとても人気がありました。