家庭科

家庭科の宿題は、おとなりの上品なおばさまがやっていました。

私の中学生の時の宿題です。

本当はそんなことしてはだめだ。でも、枕カバーの刺繍が とっても上手。

そして、なんといっても 私とおとなりの上品なおばさまは 同じ趣味をもっていました。

猫が大好き。

二人で約束して、猫のコンクールに一緒に行くことが楽しみでした。その上品なおばさまと とっても話が弾んで楽しかったのを覚えています。

私は真っ黒のとても素敵な雑種の猫を飼っていました。

頭の良い猫でした。今でも 「魔女の宅急便」のジジをみれば 胸が熱くなるほどです。

昨日は、子どもの家庭科の宿題がありました。

子どもが不器用なのもありますが、びっくりするほどです。

針に糸を通すのに大騒ぎなんです。活字は読むのに、爪切りが苦手。苦手なことに出会うたびに、大丈夫かな。。と思う。

そんなとき、ドーンとかまえて 「大丈夫」と余裕で笑うゆとりが必要。

深呼吸して、今日も 学校に送り出す。期間限定つきのお楽しみと思うことにした。そのうち彼女が針に糸を通すのかもしれない。

そうやって 心配することを これからも楽しもうと思う。

[E:confident]

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