わたしの生徒で今年就職が決まった西雄也さんの紹介です。
彼は耳が聞こえません。少しは聞こえるようでした。それが3歳のときです。
私はまだ大学に通っているほどの年でした。もちろん結婚も出産も母の気持ちさえわかりません。そんなときに初めて彼と出会いました。
アトリエで 数人で絵本を読んでいました。楽しそうにみんなで絵本を読んでいました。そのときに彼が「トイレにいってきます。」・・うん[E:heart02]わかったよ。「ぼくがトイレから帰ってくるまで、みんなで次のページを読まないでね。」と 3歳のかれは一生懸命に話してくれました。自分が聞こえないからといってわすれないで・・というメッセージでした。
もちろんみんなで待ちました。トイレから帰ってきて、ほっと一安心。みんなで次のページを読みました。
その後も聾学校で ヴァイオリンのコンサートがあったそうです。演奏終了後「楽しかったですか?」の質問にお友達は「楽しかった。」彼は違いました。「ボクがもし耳がきこえたらどれほど楽しかったか。」と答えたそうです。
小さい時に もちろん個性も含め 自分ではどうしようもないことがおこったとき、「私はこうだ。」あるいは、「やめて。」そして「ここにいます。」と言えれば(ある意味先生としてはたよりないのですが、)私は安心します。
さて
4月から公立の学校の先生。西先生。困ったことがおこったらいつでも、待っています。
[E:confident]
ゆうこ先生に励まされているのは私もです。
ほんの少しの悩みや、子供の状態、見方を変えれば何のことはないことでも、ネガティブになってしまう時、母として歩む道の先に光が見出されました。娘が小学校2年生になったこの春、
何か次のステップに上がった気がします。みんなの力が後押ししています。これからもみんなを導いてください[E:confident]
ことの母…様[E:shine][E:shine][E:shine]
先日の演奏会では、ご活躍のこと とても素晴らしいコンサートでしたね。母になって、なんで仕事をするのか…どのように働けばよいのか、少し気がつきます。
自分の感覚に自信が持てると、子どもの信号をキャッチできる…ともいえる。毎日子どもをみていてもわからないこともあり(キャッチできる人もいて)[E:happy01]。
見えない成長というのかな。
毎日、これでいいのかな?と思いながらお互いいきましょう[E:coldsweats01]