こどもが生まれるまでは結婚しても田中裕子だった。「おしん」のころが浪人時代。個展や公募展に出品している抽象画家だった。それが・・こどもがうまれて、知ってしまった。自分の命より大事なもの。頑張って絵を描いてきたがなんだったのか?自分から人間が生まれた。すごい。新生児すごい。まっさらのノート。なんでも描いていけるノート。おろしたてのシーツ。しかも男が自分から出た。驚きと感動で人生が変わった。
それからは個展どころではない。作品を作っている場合ではない。なにかしなくてははらない。自分のこどもでなくてもかわいい。それで、10年前から絵本の読み聞かせの修行をしました。一人ではできないこと。現在のアトリエ遊 の アートフェスティバル。
来年からは八尾プリズムホールで。