伏見教室では、お煎茶教室も二階の和室で行っております。
お茶室の季節のお花、和室での作法、またおめでたい食べ物など・・・そして歴史です。
小学校入試のためにそのイラストだけを切り取ったようなやり方ではなく、生活のなかで味わって感じて後の時代に伝えていくようなものが 子育てには必要だと感じています。
器は三代貴古。そしてお茶の先生は主人のお姉さまです。
これほどかけがえのない時間はあるでしょうか・・。
愛情を持って器と接して、また 用と美を自然と感じていけることは、なによりうれしいことです。
このようなかけがえのない時間に感謝して、このおめでたいお菓子を紹介します。
「初なすび」は7月から8月に収穫される良質の民田茄子だけを糖蜜のシロップに長い時間漬け込みます。中までしっかりと糖蜜が浸透した茄子を乾燥させ、砂糖でまぶすというとてもシンプルなお菓子。シンプルなだけに素材の良さが美味しさの評価へとつながっていきます。
昭和天皇が大好きだったお菓子だそうです。
さて今日はセンター入試二日目。そして、中学入試。
「ことを成す。」にかけて、縁起のいい「なす」です。
そういえば・・初夢も、おなす。縁起がいいんですよね。
初夢に見ると縁起が良いものを表す「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」
受験生の皆様。がんばれがんばれ~♪