音楽教育といえば、歌を習う ピアノを習う ・・技術の訓練に限定されがちになる。技術のおしつけになりかねない。
私が子育てをしていて感じ、また保育士試験での勉強で学んだことの一つに、「音楽は囃子」~おんがくははやし~という言葉が印象的でした。
その一部を紹介します。
音楽は相手をもり立てる「囃子」
日本では古くから音楽のことを、長唄囃子、祭り囃子のように「囃子」といってきた。囃子とは「栄えあるものにする」ということで、相手をもりたてることである。
このように、乳幼児の行動をはやしたてる、囃子たてる 相手と一体化して喜ぶ・・
「あんよはじょうず ~♪」とはやし立てる。
その囃子言葉で一歩一歩あゆみはじめる。
子どもの成長を喜び合って 遊びをもりたてていく。
そしてその遊びのなかに、リズム 表情 身振り手振り、その抑揚。
これらすべてのことが、かけがえのない赤ちゃんの時期、0歳児の音楽であることを実感しました。
子育てをしていて、音楽で成長をたたえて ゆたかな言葉かけを母親一人でするよりも音楽の先生と子育てを楽しむこと。
いろんな音色 その抑揚 リズム を楽しみ子育てをより豊かなものにしたいと感じました。
指導のための、リトミックとかの資格がなくても音楽を志すものなら 大丈夫だということです。
写真は首が少しすわったころの長男です。毎日いろんなことができるようになり、とてもうれしい時です。
子どもも「おや?」っという感動が表情にでています。
社会福祉法人全国社会福祉協議会 保育実習 より