新年の行事が終わり、ホッと一息つけば節分、初午、立春です。
立春と言う言葉を聞くだけで、何となく春めいた気分になってきます。
立冬から始めた煎茶手前も、この立春をもって終了。
自然の運行も春に向けて準備を進めています。外の景色を見ても、光の差し具合が違ってくるのが分かります。
お手前もこれに合わせましょう。淹茶手前に戻ります。
但し、小川流では3月いっぱい気温に合わせた独自の季節扱いでもって、美味しい茶味を引き出していきます。
熟成された深みのある煎茶、玉露の味わいを充分楽しみたいものです。
今橋治楽先生
お皿 四代貴古