ちいさいおうち

09082522img_2039 こどもがもっと小さい頃。読み聞かせの練習のために、一番好きな本を読むことにしました。この家は、まごの まごの そのまた まごの時代まで丈夫に建てられた家です。そしてある女の人がちいさなおうちの前をとおりすぎた時に思い出します・・そこでなぜか 声がつまって、読めなくなりました。

大学院を修了するときのこと、広告代理店に就職か 大学の絵の講師のどちらかに進路を決定しようとしていましたが、「アトリエ遊」 と紙に書きました。「アトリエ遊」の名前を決めた次の年です。そして、私はきっとまごの まごの そのまたまごの時代まで大事にされる何かを探していました。高度成長期に育ったこどもたちは大人になって環境という問題にぶつかり、ごみをたくさん出して消費してきたことを反省します。大事なものは目に見えないものかもしれません。

こどものためにも 家族のためにも かけがえのない時間を取り戻そうと思ったことを、思い出しました。家族のために 会社に全身をささげて生きていくことは もちろんすばらしいことですが・・。

お金でもなければ 結婚も考えない 化粧もしない もちろん合コンにも行かない女の子でした。ひなぎくにかこまれたちいさいおうち バージニア・リー・バートン 文・絵 おすすめします[E:tulip]

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