7月
京都は祇園祭です。この月に入ると「うだるような暑さ」と云う形容詞が使われますが、今年は特にそれを実感しました。
1日より3日間造形芸術大学のスクーリングがありましたが、学ぶ方も、指導される方も一生懸命で、正にうだるような暑さの中頑張って下さいました。
授業中少しでも「涼」をとってもらおうと、モデル手前に冷淹手前を追加したのと、風を起こす「団扇」のお菓子をご用意しました。学生さん達には大変好評でした。
八坂神社では7月中は平安祈願の神事が執り行われる為、京都の人は個人のお願い事の参拝はご遠慮します。(神様もお忙しいので)
23日の後祭りの御献茶式でこの月始めて参拝が出来る訳です。7月31日の夏越しの祓いで無事に終了となります。
ですから、他と違って七夕も8月7日、お盆も8月とひと月ずれることになります。
最近、外国の方が嬉しそうに団扇を持って観光されている姿を目にしますが、我々日本人も改めて「団扇」の良さを見直しては如何でしようか。
自分で扇ぐと風のあたりが心地良いものです。 チリンと聞こえる風鈴があれば、もう京都の夏ですね。
京都伏見お煎茶教室
今橋治楽