7月
京都は「祇園祭」、大切な神事の一月です。
中でも山鉾町は「ケ」から「ハレ」へと移り、町がそのままハレの舞台となります。山鉾町以外の者にとっても今年は平成最後のお祭りだけに特別な一月となりそうです。
そんな思いでお祭りを拝見すれば、今まで気づかなかったものとの出会いもあるかもしれません。京都らしさの発見もあるでしょう。
そしてこの時季に合わせて登場するのが「小川流冷淹手前」です。一般に云うところの冷茶とは内容が異なります。
炭に代えて氷を用い、茶器も目に涼しげなガラスにして冷たい甘露な味わいを楽しみます。
「祇園祭」のその日だけ作られる「柏家光貞」さんの「行者餅」は有名でお茶と共に頂くとTHE祇園祭を実感できるものです。
これを頂かないと上半期の厄が落ちないと云う人もおられるくらいです。
伏見教室も上半期を振り返り、下鴨神社でのお茶会の経験を大切に見直す所は見直し次に繋げていきたいと思います。
さぁー!暑いですが次に向けてのスタートです。
京都伏見アトリエ遊
煎茶教室
今橋治楽