京都伏見アトリエ遊煎茶教室

霜月

茶人の正月と呼ばれる月です。8日は立冬。小川流本格手前では、この日より煎

 

茶手前が始まるのですが、この気温では如何なものか?と心配しております。

ヒヤッ!とした肌寒さが背筋をピンと張らせてくれて、様々な緊張感と共に向き合う煎茶手前。
実際に試してみて確認しようと思っております。

ところで皆さんは11月1日が紅茶の日と云うのはご存知でしたか?

伊勢の船頭大黒屋光太夫が江戸への航海中に海難に遭いロシアに漂着。日本は鎖国をしていたので直ぐに帰国できず、帰国の許可を願い出る為にシベリアを横断しロシア女帝エカチェリーナ二世に謁見。その後彼は正式なお茶会に招待され日本人として初めて本格的な紅茶を飲んだのが200年程前のこの日だったそうです。

琥珀色の紅茶、翡翠色の煎茶、どちらも沢山の歴史物語を持った私達の暮らしを豊かにしてくれる飲み物です。

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