そういえば、「天然」な私が浪人して大学にようやく合格したとき。
[E:cherryblossom]将来の夢は
「人間国宝です。・・・」と答えた。よくいうもんだ。
学校のガイダンスでした。
なんだか、無口で、地味で、ワンピースを着ていました。色白でパンパンの顔でした。
まわりは全国から集まってきたかっこいい学生。に、見えた。
そのなかで・・「し~ん。」となってしまった。
空気なんてもちろん読めない。もちろん今でも。[E:eye]
さて、25歳ぐらいで将来どうしようか。このままで芸術をやっていてよいのか。結婚もあるしな。と思ったら、ぜひ考えてみてほしい。絵だけを毎日描いていても、成長するということが目に見えない。それに環境設定が大変。絵をかく場所、ピアノを置く場所、防音、防水。
だから、18歳からほぼ30年たって思う。
必ず、チャンスは来るのだということ。
たとえば、毎日のアトリエの仕事を誠実に、努力することだと思う。待っていて良い仕事はこない。全身に出ている。みればわかる。作品なりその人の芸風が見ればわかるのだ。
きたるべきその日のために、感性を磨いていてほしい。信頼できる仲間をつくってほしい。
「この世界 45歳で新人なのよ。」そういわれたこともある。
チャンスは非常にわかりにくい。安定すればどうでもよくなっちゃうのだ。
それにしても、世間知らずな私のおバカな発言。
笑いながら、夢をかなえていきましょう。
[E:lovely]
お久しぶりです先生!隅野です、今の自分にとって苦い薬を飲んだような文章です。やっぱり先生です(笑)
いつのまにかお互いがアラフォー世代なのでしょうか。隅野君。美術家という立場で陶彫に取り組み、その作品は意外にも海外へ旅立っていこうとしています。作品を作っていれば必ずつながってきますね。いつもありがとう。