4月
入学式、入社式、異動、転勤など、さまざまな思いを抱いての始まりの月です。
良くも悪くも人間関係の大きく変わる月でもあります。そんな人々に満開の桜花が背中を押してくれます。
桜花は見て美しいだけではなく、人に勇気を与えてくれます。
小川流では、そんな桜花を愛でながらお茶を楽しむお手前があります。「観桜手前」です。
桜の木の下に籐むしろを敷き、その上に手前飾りをしますと、まるで自然の中 桜に包まれた様な設えになります。お客様は床机にお座り頂きます。時折ハラハラと舞う桜花も風流なもの。そんな情景を一首あるいは一句詠めれば尚風流ですね。