5月
5月は新芽の出る季節、新茶の季節ですね。
若々しい新緑に覆われた京都の街は、端午の節句・葵祭りと行事の多い月です。
端午の節句はその昔、流行り病等で幼くして命を落とす子供が多かった頃、「どうぞ無事に成人してくれます様に」と云う「祈り」そのものだったのでしょう。
男の子には粽を、女の子には柏餅を、香りの良い新茶を添えて祝ってあげて下さい。
そして葵祭り、今年下鴨神社様は21年に一度の式年遷宮をお迎えになります。小川流では御祝の気持ちを込め、御献茶式と奉祝茶会を執り行わせて頂きます。
有り難い事に、今橋社中が香煎席を担当させて頂きます。皆さんその日に向けて真剣にお稽古に勤めてくれてますし、四天王の4人は段取り良くお席が運ぶ様知恵を絞ってくれております。社中のチームワークでお客様を気持ち良くお迎えできればと思います。