お煎茶教室とバイオリン教室のブログの7年分のカテゴリーを少しずつ移動させています。
ようやくできてきました。
初代貴古の煎茶道具の再現です。四代貴古作
表紙に使っていただいています。
主人は大学を卒業してから「煎茶道具」を学びました。それはそれは細やかな作業で、お茶席で使えるまでに何年もかかりました。「このお茶碗はとてもいいものでとても使いやすく、軽く、形・重さがすべてそろっている。」と言ってくださった、今橋治楽先生。先生(姉)によって本物になっていったように感じられました。
お菓子は「花しょうぶ」
お花は
なでしこ 紫蘭 ほたるぶくろ
環境や家族の思いが重なって 芸術が継承されていくことを
子どもたちが見ています。
大事に使って、本物にしていく気持ちを感じます。
お父さんが作ったものを、教室で使っている。
子どもたちはどんな気持ちで見ているのでしょうか。
主人の仕事を家族で応援していける教室は、とても充実しています。
皆様に感謝です。ありがとうございます。
5月
新茶の季節です。夏も近づく八十八夜と歌われる様に、立春から数えて88日目、茶畑では茶摘みが始まります。
清々しく若々しい新茶は、いつもの小川流より少し多目に淹れて香りを楽しみたいものです。
5月は端午の節句、そして京都の町を美しく彩る葵祭があります。
賀茂祭として古くから伝わるこのお祭りは、宮内庁の関わる行事でもあり、それだけに小川流の御献茶式もフルコースでご奉仕させて頂きます。
今回は趣向を変えて直会殿が本席となります。この直会殿は伊勢神宮の御用木を用いて建てられたもので、ここに当代家元が考案されました清明手前で皆様に新緑の茶味を楽しんで頂きます。
これは来年式年遷宮を迎えられる、世界遺産下鴨神社様への前祝いとなります。
新緑の美しい自然豊かな糺森で、一日ゆっくりとお茶をお楽しみ頂ければと思います
京都では、都をどりの幕開けと共に一気に晴れやかな春となり、桜の花に誘われてお花見に来られる人々で賑わいます。