あけましておめでとうございます。
去年と今年の境目に気がつかず。。
マエストロ貴古の7回目の年越しとなりました。
去年、思いがけず若かりし頃の作品に出会う機会がありました。
あのときの思いは
今も少しもかわらないけれど
気がつけば、
50歳を超えちゃってた。。
あとどれくらいまで、まともな仕事ができるだろう。
ある方は、これからがスタートだといってくださったが、
やはり一日一日が非常に大事だと、元旦に思う四代貴古でありました。
西宮市大谷記念美術館に行ってきました。
懐かしい2002年
元永定正先生と、ご縁があって四代貴古のお煎茶のお道具の展覧会がありました。
先生の絵付けです。そしてそのお道具で小川流煎茶お茶会が美術館でありました。
記念の作品です。↑
先生からいただいたお手紙や絵本、それから作品もいただきました。
先生は私のことを応援して下さって。
本当に大切な先生です。
お庭もその当時と全く同じ。15年も経ったんですね。
あっ。先生にふしぎちゃん、みえてるかな。
お庭のウサギ。たくさん見つけました。
絵本原画展の明るい色彩と大きな西宮市の樹。
行き交う人の笑顔や会話。
豊かな気持ちになりました。
気分転換して。。
さあ。京都へ(^_-)
続きの自分の絵、自信もって描いてみよう。
先生の大きな笑顔を思い出しました。
展覧会まであと2週間と少しです。
大丸ミュージアム京都にて8月21日まで
カレンダーか教科書みたいに有名な作品がおしげもなく並んでいて、写真撮影が可。有名な作品の前に立って写真を撮る自分が信じられないという気持ちになります。
アトリエ遊油絵講習のために技法の説明の勉強を兼ねて。
油絵独特の厚み、深み、絵具のもりあがり。独特の匂い。絵具の輝きとか艶。
西洋に対する憧れそのもが油絵だったことにも気がつきました。
リマスターアート
では、写真の一部を。
アングル
水の精霊は水面に立って
働く女に人たちの日常に光を。。
牛飼いの少女
ミレー↑
この絵のネックレスが当時の女の人の娼婦の日常を感じさせることが問題になったそうです。
オリンピア
マネ↑
モネの白ばっかりの絵。
雪の絵の中ににぬくもりがあるという解説がとてもわかりやすかったです。
ルノアールは有名です。肌にブルーを足していることがまるで死んでいる人のようだと酷評だったそうです。そういえば、赤ちゃんの蒙古斑みたいかな。
このころ、チューブの絵具が開発されて屋外、野外で裸婦を描いたそうです。
ドガの踊り子達の写真です
ルノアール
ギュスターブモロー
ゴーギャン
セザンヌ
ゴッホ
全部で60点です。自由研究にもまだ間に合います。
解説にはパリの地図もあってわかりやすいです。
「この絵の中のルノアールの大好きだった人はどの人でしょう」というクイズもありました。
後に赤い帽子の気さくな笑顔の方と結婚されたそうですよ。
気楽にデパートの展覧会に
いかがでしょう^_−☆
ジャコメッティ展には目標が二つありました。
1・哲学と作品と展示について
2・地下鉄に乗り継いで一人で東京に行くこと
どちらも、NO5.長男の進路とのかかわりでした。
ジャコメッティ展
スイスに生まれてフランスで活躍したジャコメッティ。
作品はブロンズという金属でできています。
日本では青銅と呼ばれるブロンズは銅と錫(すず)という異なる金属の合金のことです。
彼は人間の姿を見えたとおりに彫刻をしたいと思っていました。
生きた人間のおそろしさ、美しさ、不思議さ・・・それらを表現するために細い彫刻になっていきました。
決してスタイルや表現のためにこうなったわけではないのです。
「実存主義」の哲学者や詩人たちからも高く評価されました。
実際に目の前に立って空間を感じてみてはじめてわかること。たくさん発見できました。
地下鉄やJRを乗り継いで
六本木→上野→新宿→品川 一人で路線図を片手にたどり着き、無事に京都に帰ってきました。
入試説明会ではいろいろな質問ができた様子でした。
少し安心しています。
次の受験では東京駅で倒れて、救急車で運ばれないで、、無事に受験できますように。
さて、いよいよ今年も後半ですね。
U
夜の動物園に行ってきました。京都市動物園
大きなカメとふしぎちゃんの記念撮影です。
特別にキリンの説明をされていたり。↓
新しくなった動物園を楽しんできました。
寄り添っている天竺ネズミです。↓
こうもりさんはいつもより元気です。
フラミンゴも幻想的でした。↓
ちょっと寒い夜でした。
ホットカーペットの上でぬくぬくしてます。↓
カエルも!(^^)!いつもと違うような。。
最後は動物図書館。
怖い話を読んで。。
円山公園の桜を楽しんでかえりました。
ライトアップされて、ますますドラマチックな樹。
京都はこれからお花見も楽しめそうですね。
マエストロ貴古
オンディーヌ
僕が感じたのは色と色が響きあう中で聴こえてくる色の予兆でした。
オンディーヌは僕にとっての父母そのものです
子供が巣立つそれ以前の風景なのだと思います。
まさに器ではないでしょうか。
器は空っぽに見えても様々な時間が足踏みしている。
僕はとても透き通った懐かしさを感じました。
皆それぞれのリアルを目指す日々。二人が目指した二つのリアリティ。
一つは伝統様式の上で成り立つもの。
もう一つは日々の美しさの先にあるもの。
オンディーヌは
それらの起源を喚起する工芸作品です。
つくる中で忘れない純粋性への意思。
その営みを代々繰り返すことで純粋さを保ってきました。
私たちの思うところのリアルとは現実との関係にあるのではなく、祖先が生きてきた毎日とあるのです。
↑長男(NO5)の感想です
京都モダンテラスにて
母と長男と私の3人でティータイムです。
見上げれば桜の花がもう咲いています
温かい紅茶と。
季節のフルーツタルト
柿のお味です。↓
栗のコーヒーゼリー栗パフェ
スプーンは3つでした。3人でいただきました。
勇介君は学校の美術室から3年5組の教室に石膏像を運んでデッサンしています。
完成すれば先生が合評してくださるそうです。先生は「ようやく戦う準備ができたね勇介君」と・・・
↑カラカラです。
そして東大阪のアトリエ遊永和教室でも水澤先生指導のもと同じ石膏を描くことになりました。
画用紙は木炭紙サイズです。ようやく3時間で大きく形が取れるようになってきました。
↓京都伏見アトリエ遊では、とにかく合格するような絵を一枚完成させようと10時間かけて多羅先生指導のもとビーナスを。
5時間経過
ようやく白さや美しさが表現できるようになってきました。
センター試験からおよそ1ヶ月の様子です。
ここからは3時間で完成させるように特訓が始まりました。
英語の読解、日本史の小論文でもテストで合格してからの石膏デッサン
まずはりんごひとつから描きましょう
美は日常にある
生活の中に、毎日の丁寧な仕事の中に
必ず美はあるのです
目の前のものをよく見て美しさを感じましょう
それは特別なことではありません
自分の中にある美しさを自分の手で表現しましょう
必ずできます・・時間がかかるかもしれないけれど
芸術は変わったことをする人を求めていません
まっすぐに美しさを見つけようとする姿そのものです
最後の私からのメッセージをりんごに託しました
第一希望は残念でしたが
来週は受験にいってきます。
憲洋くんも(中2)も国公立の芸術系大学受験を目指してデッサンをスタートです。
こちらはまず国公立の大学はどんな大学があるのかな。という話から始めます。
金沢も沖縄も・・いっぱい芸術系大学はあります。
まずは基礎デッサン。スタートしましょう。