工作です。
廃材を使っていろいろな虫をつくったり・・釘と木でこんな虫もできますよ。
さて、こんなことをしていったいどうなのか・・っていうお母さんもおられる。実は保育士さんにもそういう疑問を持っておられるかもしれません。
私が考える工作とは・・たとえば。以下抜粋します。
稲盛和夫氏の言葉より
■自燃性の人間、可燃性の人間、不燃性の人間
ここでいう燃性とは、物事に対する熱意や情熱を表す。自燃性の人間とは、自分から率先して物事に取り組み、エネルギーを周囲に分け与える人を指す。可燃性の人間とは、自燃性の人や、既に燃え上がっている可燃性の人の影響を受けて燃え上がる人を指す。不燃性の人間とは、周囲からエネルギーを与えられても燃え上がらず、むしろ周りの人から熱意や情熱を奪う人を指す。
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工作が好き。
(特に粘土という素材は)
工作は自然性が必要です。
たとえば、大学を受験する年齢になってから「なんか好きなことで、大学に行こうかな。」という態度姿勢では絵だって工作でも全く話になりません。どのような進路においても心配です。
私は、大学受験の美術においてはかなりの合格率を誇っていました。
それは、まず この自然性を見分けることからはいりました。
「頭が悪いから絵でもかこうか。」などという発言には特に注意していました。
絵がうまいとか 才能ではない この自ら風をおこしてまた人を集めて、何かやろうとする力があれば、
絵はうまくなるのです。
特に「工作が好き」というのは 自然性を持っている人には必ず感じられるものです。
ですから、昆虫というテーマにかかわらずなんでも。
立体物に取り組ませようとすることは、人間性を養うには欠かせない遊びでありまた学習と言えます。
お手本がないし、失敗も成功も自分できめるわけです。
受け身ではなにもできません。
これこそが、赤ちゃんから大学受験生、大人まで共通のテーマです。
なんだか、つくりたい。描きたいという気持ちを評価することです。
よく作ったね。頑張ったね。
必ず自信になるように。
評価したいものです。