田邊剣人くん 京都市美術展に作品が選ばれました。何賞かな?
京都伏見絵画教室 皇晴くん
京都伏見絵画教室 スケッチ
京都伏見絵画教室 晶子ちゃん
マエストロ貴古個展
新世界への招待状
2013年1月30日より2月5日
日時: 場所: 大丸京都店6階アートサロン
マエストロ貴古とは京都市立芸術大学を卒業した夫婦の合作による作品です。
美術家今橋裕子の自由な発想を貴古窯四代目今橋剛和による確実な技術で昇華された作品を、
お楽しみください。
私は、毎日どこかで顏を出してお待ちしています。
「あっ。案外、普通の人・・って。」 などと、ひやかしてくださいね。きっとカチンコチンですけど・・。
京都伏見絵画教室
京都伏見絵画教室 平原至浩くん
京都伏見絵画教室
京都伏見絵画教室
伝統否定の動き
ロダンは、若い芸術家に向かって警告している。
「忍耐が必要だ。霊感をたよりにするな。そんなものは存在しない。
芸術家の唯一の資格は、ただ知恵と注意と誠実と意志にある。
仕事をなすにあたって諸君は正直な労働者のごとくやりとげよ。」
・・・・
自分が本来持っている才能などというものはささいなものでしかない。
とくに、子どもの絵にとっては、そのようなものではないか?
絵(素描)の勉強にあたって、
学習者は学習のもっとも適切な方法を知っておき、その方法によって学習を積み重ねていかねばならない。
山に登るのにも 行き止まりの道をいくようなものである。
方法を知らない、方法が悪いと山を登るのに山頂へは行けない
そのためには、
1・熱意・実行力・持続力を持つこと
2・ヴィジョンを持つこと
3・方法を知ること
ロダンの警告はこのように続く
最も偉大な詩人でも言葉を知らない外国ではなにができるだろうか。新時代の芸術家には不幸にも言葉を学ぶことを拒絶する多くの詩人がいる。デッサンはまさしく詩人にとっては言葉に相当するものであり、それなしに造形芸術は存在しないのである。
・・・
デッサンで学んだのは、このようなことであって、好き勝手に描いていいという絵は1枚もない。
伝統や型や描き方を否定するのはいつの時代にもある。音楽においても伝統否定の上には偉大な芸術家は存在しなかった。バッハなしにベートーベンを考えることはできない。
ではその伝統って、なんだろう。
素描 絵画の基礎。あるいは、京焼清水焼の伝統や歴史。
伝統を否定して珍奇な試みをするだけならいつの時代にもあった。
作家活動を通して、ただの伝統否定(あるいは素描絵画の基礎の否定)なら
それもまた歴史から消え去ってしまうものなのである。
改めて自分自身そして、絵から見た子育て、子どもの絵の指導にも通じる話だと再び実感しています。
造形的修練としての素描論より一部抜粋