佐川美術館へ行ってきました。
ふしぎちゃんも一緒です。
この本の表紙の作品が展示されていました。「美術教育を人間形成のための表現活動と考えてつくられた本」 佐藤忠良
少年の美術 美術を学ぶ人へ
「私が考えてほしいのは科学と芸術のちがいとその関係についてです。芸術は心が生み出したもので、芸術は環境を変えることはできないものです。しかし環境に対する心をかえることはできるのです。詩や絵に感動した心は、環境にふりまわされるのではなく、自主的に環境に対面できるようになるのです。」
「私が考えてほしいのは科学と芸術のちがいとその関係についてです。芸術は心が生み出したもので、芸術は環境を変えることはできないものです。しかし環境に対する心をかえることはできるのです。詩や絵に感動した心は、環境にふりまわされるのではなく、自主的に環境に対面できるようになるのです。」
環境とは シベリア抑留時代の時のことだったのですね。。
環境において「負」を背負って、はじめて人を感動させることができる。よろこばせることができる。うらみはうらみしか生まれない。それを浄化して美しいものをつくることが芸術家の使命である。と感じました。
長男の美術館の感想
「今日はよい富士が出ている、といえるような人間であれますように。」
と言っていました。