真っ黒の絵 ~色彩診断~

常識的レベルの色彩診断があります・・たとえば、
黒を好む子どもたち
情緒的な行動のかけた子どもたちは、すなわち 自由な感情の流れのない子どもたちは黒を用いることに固執する傾向がある。このような子どもは、きびしい教師や両親というような人に対する恐怖に対して克服しようとする意欲を喪失し萎縮してしまっているこどもである
アシュラーとハートウィック女子著「絵画とパーソナリティー」
図工指導の疑問これですっきり 栗岡英之助編著 より抜粋
そのような色彩診断を苦にして子どもが自殺する事件があったことことから、こうした速断を戒めるアピールをだしています。
「応用心理学会」(神戸)
美術の勉強というのは、正解が一つではなく、即効果があらわれたり コンクールに入選したりっといった すぐに答えがでるものではありません。
美術の勉強は、人格形成に深く役に立ち、どんな仕事をするにも役に立ちます。
音楽も音符 リズム、絵画も色 形、世界共通です。深く広く学ぶものです。
真っ黒の絵 であってもすぐに答えを出したり、子どもの気持ちを考えないような描き方を無理強いすることはないように十分配慮しなければなりません。

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