ルーシー・リー、ハンス・コパーと英国陶磁
今日は京都府文化賞奨励賞を受賞し、世界的に活躍する気鋭のチェロ奏者 上森祥平氏の演奏と陶芸作品についてのお話です。
上森さんはチェロの奏者ですが解説が素晴らしく、
ハンス・コパーのことをの紹介した言葉です。
「色々な意味で生き抜いてきた作り手の生きた時代の
つつましく無抵抗でどことなく滑稽
しかし強く神秘的人間世界を(かすかな力で)内包してうつしだしていた。」
それはエジプトの作品を紹介した、コパーの文章。
その文章になぜか涙。
いつの時代も、みんな、命を削って頑張ってきたのですね。
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オーストリア出身の陶芸家ルーシー・リー(1902-95)、ドイツ出身の陶芸家ハンス・コパー(1920-81)。第二次世界大戦の戦禍を逃れてイギリスへ亡命した二人は、異国の地で長年にわたり同じ工房で働き、ときには共同制作をしながら、それぞれの創作に向きあいました。作風や方向性の違いはあるものの、彼らの作品の多くに共通している特徴は、ろくろで薄くひいたパーツを組みあわせ、納得のいくかたちをつくり出すことでした。薄さゆえのかろやかさを纏(まと)ったかたちとかたちの組みあわせは、抑揚の効いた新たなバランスを生みだして多様な表現を可能にするとともに、都市の洗練に根ざした理知的で静謐な世界観を構築しました。その結晶である二人の作品群は、今なお人々を魅了しつづけています。(大山崎山荘美術館HPより)
では、
お庭の写真をお楽しみください
今年一年。お休みの日が一日もありませんでした。
二人でお休みできたのは、お友達の計らいです。
夫婦合作で、子育ても、いろいろなことを心配して、応援してくださって。。
皆様に支えられています。感謝感謝。
(友達っていいな。ありがとう。くーちゃん。ゆかりちゃん。これからもよろしくね)