彫刻家 5

赤ちゃんのときに保育士さんが教える絵や工作。
間違っていないか心配になる・・
こともある・・
神聖なものだと思いすぎているのです。
もちろん
彫刻家はすごい集中力で 全身の力で 粘土の硬さに注意して、細心の配慮で作品を完成させる。
どうか、子どもに接するすべての先生へ。
子どもは自らの力で吸収して大胆につくり 評価を気にしない 大きなものを目指してほしい。
先生としてすごいことをおしえよう・・ではなくまずは一緒になって楽しもう。
そして、
無限の可能性をのばし タイミングよく 褒めてあげてほしい。
大きな心で、受け止めてほしい。
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今年は 中学2年。
長男と同じ年。
元気に学校に通っているかな?

彫刻家 4

無駄なもの
意味のないもの
ゴミみたいなもの
それすべてが情操教育だとしたら・・彫刻はまさに、豊かな情操を育てる。
うまいとか へたではなく 素材に積極的にかかわる力。
0さいの粘土ですが
小麦粉粘土。ぎゅっつ ポイ えいっ(なげる)
そして、団子やさん。ピザ屋さん。
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別に特別なことではなく、小麦粉に水。手触りを楽しむ。
0歳からできる造形活動です。

彫刻家 3

子どもにとって
不思議だな きれいだな おもしろいな~って思うことを 自らのちからで学んでいく。
そしてタイミングよく その遊びにのっていく。
その造形活動の第一歩です。次男の写真です。のりさん。
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なんやろう。これ・・どんな味すんのかな
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お口にいれてみようか。
あ~ん。
なんやろうな~。
という感じです。この好奇心を、育てようということです。

彫刻家 2

彫刻家のお話
実際の彫刻家であり、現在の大学の教授で日展に所属しておられる先生に、
お話をうかがってみました。
子どもの頃、とても褒められた一枚の絵があった。
その絵は巨大な木の絵でした。
細かい仕事が苦手で、お絵かきは苦手でした。
家にはいつも、粘土があり、それであそんでいました。
もちろん 投げたり、ふざけたり。
決して上手ではありませんでした。
でも あるとき、社会の教科書を見て 遺跡に感動しました。
不思議な立体に目を奪われてしまいました。
マヤ文明に夢中になりました。
それがきっかけで、自然と彫刻に興味関心がむいていったと思います。
と、おっしゃっておられました。
不思議だな、なぜだろう、きれいだな、・・
という感覚から入っていって、それをどこまでも深めていく。
無限の可能性が子どもにはあるのだ。
メッセージ しっかりとうけとめました。

彫刻家 1

どもの時に工作が好きで彫刻家になりたい・・という子どもがいたら、
やはり・・「食べていけるのか?」というのでしょうか?
そして、私もそうですが、親として、そんなに大きなものを、どこで、どうやって、何のために・・
それが彫刻であり ファインアートなんです。使うことができません。役にも立ちません。ごめんなさい。本当です!(^^)!
大学を出てから、アトリエがあって、まわりから理解があって、制作していくテーマや情熱がある。
そのようなことが、どれぐらいの人にゆるされるのでしょうか?
その現実を知らないのに、芸術大学に進学する。
絵が好きで、立体を志して、どうなるのか・・どのように夢が見れるのか、もっと丁寧な説明をしたい。
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それで、美術館にいって、彫刻をみせて、本物にふれる。
有名な彫刻作品だからといって、そのもののよさとか説明するのはとても難しいのではないですか?

イヤープレート

毎年、アトリエの子ども達と イヤープレートをつくっています。
アトリエ遊で申し込めます。限定品なの年末のアナウンスをお見逃しなく
3年生のおわりに描いた次男のドラゴンです。
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私も描きました。なんだか子どもの勢いには勝てません。
毎日使っています。
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来年はへびです。今から楽しみにしています。

ぷうちプチ 第1回

私の子どもが男の子 のりさん
そして、妹の子どもが女の子 ことさん
はじめてのぷっちプチのようすです。
のりさんが一生懸命友達になろうと髪の毛を引っ張っています。
いまでも、次男は 新しい友達を作るときにはいろいろを考えるようです。
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「なーなーぼくとあそんで~な~。ぼくな~のりひろっていうねんで~。」
まだお話できませんが。
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「のりくん ごーいんやな~わたし、女の子やねんで。なにすんのぉ。やめて~」
ことさん。立派なレディーになっておられます。10年も前ですから
兄弟姉妹がいなければ、これだけ子ども同士が密接にかかわることが難しいんですよ。
あかちゃんがいっぱいいるところをさがすのがたいへん。
親同士が仲良しでも・・
喧嘩して仲直りの方法を勉強する場所がないのです・・。
「ごめんなさいってあやまりなさい。」
ってね。
すぐに、親の人間関係を気にします。
公園って案外、どきどきハラハラ・・ですよ。
アトリエでは、新しいお友達の作り方を勉強しています。