京都伏見教室 至浩くん

鳥の絵ですが、ふくろうの親子という絵に変更して、新しくかきました。

このはっきりした線と迫力です。

スケッチペンで描きます。P1012225 下描き完成しました。

P1012226 来週は色を塗ります。

京都伏見絵画教室 憲洋くん

憲洋くんは夜7時前にアトリエにやってきてスケッチをします。

「動物の絵描くで~。」というもの・・時間がありません。それでもこのスケッチは大迫力。P1012236

体当たりして作ることができるって、素晴らしい・・。

大きな鳥が羽を広げているところが描きたかったといって帰りました。

カリアゲ君とバイオリン

新しい先生がこられました。
丸山韶くんという男の子です。
京都市立芸術大学の4回生
お父さん お母さん お姉さん お兄さん
すべてが音楽家。
そして、バイオリンと子育てについて質問しました。
必ず彼は日本の代表的な演奏者になると信じたいとおもいました・・。
今橋「絵画的ということばがありますが、音楽的という言葉について子どもにわかるように説明してください。」
丸山くん「楽譜通りということです。まずフォルテっていうのは、音を大きくという解釈ではなく、ひろく、豊かにという広さのことです。そしてピアノは音を小さくではなく、音楽をコンパクトに手の中のはいるように。という解釈です。」
中2勇介さん納得。私も納得・・。
それから、まず、練習というのは 30分弾くとかいうものではない。
日常にもある。イメージのことです。
まずペンを1本もって、力をぬいて右手で、弓を持つ小指に注意してごらん。
魔術にかかった子ども達でした。
それから先生の演奏。
バロック音楽と建築について。
話は終わらない。
多感な中学生と 母であり美術を志すもの そして、バイオリン奏者として育っていく丸山先生のことを、少しずつレポートして 伏見教室バイオリン教室としてリニューアルすることになりました。ホームページもお楽しみに。
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ブログの意味

いまはしゆうこ絵本館は、
カテゴリーをたどっていくと・・全体がなんとなく見えてくるしくみです。
現在は、それぞれのことをばらばらに書いていますが一本の木になるはずなんです。
きっぱり
でも、小枝がいっぱい。あれれ・・。
伏見教室のホームページではおおきな幹ができてきます。
「私はすばらしい教育者である。」ということは、実際はその本人では言えません。
だから、おもいました。
アトリエでやっていること。やってきたことは、その本人では書けない。
ですから、私が、みなさんの役に立ち また必要なら教室にお越しいただき 一緒に子育てを楽しもうということをまとめることにしました。
論語も弟子が書きましたから・・
情操について、考えて、
子育てをしながら実践してきたことです。

京都伏見バイオリン教室 新しい先生

30人以上の先生にお願いして面接をさせていただき、こんなにやさしくて素敵な先生と巡り合うことができました。

丸山韶先生 まるやましょう先生。

石膏像のようなお顔立ち。演奏も国際的で、そして、私と同じ大学の京都芸大の方です。

伏見教室をよろしくお願いします。

P1012193

P1012195

ビブラートの左手の練習。手の力をぬく。というところで、勇介くん顔の力もぬけています。

伏見教室がだんだん国際的になってきましたよ~☆

今橋裕子

情操教育

情操教育ってなんだろう。
アトリエでは情操を教えます・・・という言葉にはいろいろな解釈がある。
技術を教える。
うまくさせる。
上手になる。 
そのためには練習する。練習させる。
練習しなければうまくならない。楽しくない。嫌になってしまう。

男子にバイオリン。
どうすれば、楽しく宿題ができるか考えてみようと思う。
カリアゲくんとバイオリン。IMG_1661.JPG
親のねがいとしては、音楽が好きになってほしい。楽器が持ち運べて、自分の得意なことを持ってほしい。
音楽会にいって、楽しいと思うような大人になってほしい。
さてどのように工夫するのか。これから伏見教室でのお楽しみ

鉛筆デッサン

スケッチができるようになり、ものの形がわかるということは、どういうことかというと・・
物にはふちどりせんがない。ということになります。
空間を占める量がすなわちデッサンであるということをりかいするためには、模刻(もこく)が大切です。
ここではピーマンです。
立体でデッサンしていきます。ピーマン.jpg
ナスだとこうなります。ナス.jpg
それから描きます。ナスデッサン.jpg
つやつやしています。がんばりましたね。勇介くん。

抽象画家 1


ジャクソンポロック

抽象画家は色々な方法で絵をかきます。

「たらしこみ」 といえば告げ口することではありません。技法です。絵の具をたらしこむという感じです。

「ドロッピング」ジャクソンポロックは有名なアメリカの現代美術作家です。偶然の無作為の行為を作品にしています。キャンバスに戦いを挑むようにして描いています。
悲しいことに 人生の最期、全速力で車を運転し壁にぶつかって亡くなったのです。それほど描くことが生きることだったと感じました。
描くこと生きることを真剣にかんがえました。
とても苦しくなりました。

そこで、思いました。
そのような絵と子どものなぐりがきは同じなのでしょうか。


 

子どもは2歳ぐらいになると自分でやりたい。筆を持たせると放しません。振り回しています。そして絵の具をつけた筆で肩を中心とした曲線から少し複雑な曲線をかきます。

自我もでてきますから指導どころではありません。まさしく抽象画家。
無作為に近いでも自我がでてきてますますダイナミックで、かっこいいです。


 

こどもは無作為に思い切ってかきますが、それは芸術作品ではありません。
決して神聖なものでもなく、
だからといって、好き放題に絵を描かせることを、自慢するのも少しちがうのです。
では、子どもの絵の指導はどうすればよいのでしょうか。