京都伏見アトリエ遊 煎茶教室 11月

11月

「壺切り」(一般には口切り、建仁寺さんと小川流は壺切りと言う)の季節です。
熟成されたお味を楽しむ「茶人の正月」になります。
ですが、今年の立冬はことのほか暖かく、背筋がピンと伸びる様な冷ややかさが物足りませんでした。
でもお茶の味は順調です。

 

来年のお茶会は少し扱い難い宜興の朱泥の急須に挑戦してもらおうと考えております。「半陶器半磁」と言って土が呼吸します。ですので土が水分を吸う量も考慮して湯加減をしなければなりません。
お手前の順番によって急須の状態が違っている為、淹れ手はよく判断をしてお手前に望んでもらわなければなりません。
もうこれには一にも二にも経験しかありません。
初めての人が多い中、どこまでやれるか頑張ってみましょう。

京都伏見アトリエ遊 煎茶教室

今橋治楽

 

 

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