配色について

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暗い気持ちの時 暗い絵になるでしょうか?
弱い人が弱い絵を描くでしょうか?

もう駄目だ・・これが最後だ。という人が絵を描くでしょうか。。

子どもにとって絵は表現であり、自分を映す鏡のようなものです。
大人の表現においては、自分が弱いということを表現できる作品を作る人は強い人です。
暗い配色だからと言って、暗い気持ちだとは限りません。
その日の状況もありますが、絵はストレス解消にもなります。
いろんな色を混ぜると楽しいです。赤と緑と白を混ぜるとどんな色?オレンジに緑を混ぜると?混ぜれば混ぜるほどグレイになります。
絵を描く人、また、自ら筆をとる人(描かされる絵ではない)は生きる元気にあふれています。

もう駄目だという絵、何かを訴えたい人、つらい人の絵はわかります。

文章を書いて 描きながら乗り越えるような、そういう日記のようなもので、子どもも大人も絵を描くとすっきりしたりしています。こどもがたとえば人殺しの絵を描くから将来恐ろしい人になるのではなく、その人の目は明るいということがあります。その子は、みる人をびっくりさせようとか、おもしろいと思わせたいとか、興味を向けたいとか・・そういうことが多いです。

子どもの絵の中には、昔 留守番がこわくていやだった。階段からおちてこわかった・・・などということを自然と描いてしまううことがあります。自然とそういう絵になります。何とも言えない絵やつらい絵も、もちろんあります。肌で伝わってきます。それでも、絵に描いたときはすでにその過去をふりかえっている状態だったりして、つぎに描く絵は超ポジティブ。そんな時が多いです。一枚ではわからない。次に何か新しいことに向かっていく、次のページを開くとき、少し振り返ったり、熱を出したり・・そんなことを絵の上でしていきます。

子どもにもいろいろなことがあります。一枚の絵だけで決めつけないでほしいと思います。描いているときの表情、会話が大事です。絵以上に大事です。絵や工作がストレス解消の場として、また自分自身のストレスなどとうまく付き合って、困難から自ら乗り越えてほしいものですよね♡(がんばれ)

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