マエストロ貴古展の時に、目をつぶっていた子どもの夏休みの宿題。
宿題に加えて(数か月学校を休んだことと重なってしまって)たいへんなことになっています。
興味がない上に、すごい量です!
これで、歴史の最低限度の内容だけなんですよね。。
読書感想文のための図書館にも通います。今年さいごかな。。さびしいな、、
仕事以上にたいへんな、塾に行かない夏休み。
お昼ご飯も4人分です。
ふしぎちゃんと、いつも一緒。
夏休みがんばろう♪
作品を作るにも何をするにも家族の協力があってこそです。
この1ヶ月パソコンに向かう時間も減らし、できるだけ次男とすごしました。
片頭痛で学校を休みがちだったことが原因です。あらゆる検査もしましたが、一番の原因は多感、敏感、集中しすぎることです。遺伝もありますが、これは芸術家の子どもに多いことです。個性は大事なのですが、家族は案外ストレスに。(私はもう少し、なんとかがんばれそう)小学6年生。中学受験を考えているなら焦ります。
本人が一番つらいのです。不登校になっていたら、ご家族はどういう気持ちになるか少しわかりました。単純に解決する問題ではありません。いじめみたいなことがあっても同じように感じました。多感だからこそおこること。たくさんあります。
もし、そういうことに気が付かないで通り過ぎる思春期ならそれもいいでしょう。でも、私はどこかでほっとしています。やっぱり・・普通ではいられないんだということ。
クリエイティブって言葉にするとかっこいいでしょう。でも厄介なものです。ここでご紹介するのは少しよいこともあるっていうこと。
心の中にクリエイティブをもっているとよいこともたまにあります。
お絵かき教室でまなぶことで大人になっても役に立つといいなと思いました。
○常に子どもの心で物事を見る
○理性では違うことを考えていても、心の赴くままに行動する。
○時間を忘れて没頭する
○多くの人が難しい、と思った時にこそ、「チャンスだ」と思える
○コインの裏側を見ている
○限度という言葉が嫌い
(参照:justsomethingクリエイティブな人はココがちょっと違う!22の違い)
22個の中の6個です。
どんな職業でも、どんな環境においても、おもしろいなと思って今あるものをもう一度再確認してほしいし、頭で考えすぎないで、心の目で見てほしいと(真実)を感じてほしい。それから、みんながだめだと思うところに「チャンスだ」と思ってほしいものです。
そして、ここで「おしまい」はない。生きている限りクリエイティブだということを忘れないでほしい。
どんな大変なことが起こっても、そういう気持ちでまた立ち上がればいいのだと。クリエイティブに生きていくこと。私は絵だけ工作だけおしえているのではないと、そういう気持ちを感じてほしいとおもいます。
さて、我が家には多感でどうしようもない兄弟がいます。兄はもっともっと大変だったのです。だから私も強くなりました。病院で小児科の先生が「もっと心を強く持ってね。勇介君」すると、「ぼくだってそれを望んでいます。でも、つよくなりたいとおもってもそうならないので 病院にきてるんです。」と言いました。(笑うところです・・)先生ごめんなさい。
こんな調子で、なんとかなるのか、どうなのか・・わたしも自信ありません。。
今日は学校に行ってくれました、のりくん(次男)です。まだまだ何かありそうで、いつも安心できないけれど。なんとか、クリエイティブはよいもんだと思って育てていかなくっちゃ。せっかくの神様の授かりものです。多感万歳♪だと今日は思うことにしよう。。また明日考えがかわるかも。クリエイティブだからね。今日も笑いながら、子育てがんばりましょう♪♪
子どものお絵かきにグレードをつけることにはあまり興味がありません。
必要な時には デッサンに、100点満点の30点から95点まで細かくつけることもできます。
「まちがいさがし」という作業ともいえます。
たとえば ○×○大学の受験で最低点だった作品が ×○○大学というもっと入学しにくい大学で最高点だった人の絵について。
その絵は、引っ越し前の深江教室に隠していました。
もう緑橋教室に引っ越すときにはなくなっていました。
その絵。どう見ても、ぐちゃぐちゃな絵です。なぜかというと、全部木の棒で描いているからです。割りばしや、鉛筆の裏、筆は使いません。
ただ一つ良いところがありました。10メートルから20メートルほど離れてみると、人の顏やきちんとしたモチーフに見えるんです。本当です。(以前ご紹介しました)
審査の時に離れてみてくれる大学では最高点でした。
気持ち悪い絵と、素晴らしい絵は紙一重です。
天才も紙一重です。
これから世の中を変えようという人は、紙一重。
それを、単純に点数に置き換えるのに 審査する人の欲徳。ものさしをつくる人になぜか、ちょっと しょんぼりする私です。
もっとあります。作品を天地ひっくり返したら、最高点になった絵。
公募展などでも、裏返したら(裏面)のほうがよかったとか。にじみが絵よりよかったとか。
そのような絵を大事にしていましたが、今はもうありませんが・・。
もし、自分の子どもが 何かの世界で紙一重だったらどうでしょう?
「卑屈になってしまたら負け。」
息抜きが必要です。
今すぐに勝たなくてもよいと言ってあげようと思う。人生はながいのです。
この子の持っているものは最高で だれにもまねできない素晴らしいものだと信じて応援して当てはめることが私の最大の力を発揮するところです。
(自分のこと、自分の子どもは全くダメなのですが)
人生で一番大事な時まで、やる気スイッチは押さなくてよい。
朝日新聞4月22日
「夢はかなう」引きずるロマン より
あんなに平凡そうな普通の人が、実はすごい人だった。とか、話題を集めて 売れる作家になったとか、そういう「夢」。そういう夢はかなうのか。
最近のニュースでは、あんなにかわいい人がすごい研究をした。とか、○○なのに素晴らしい曲を作ったとか。
研究そのものよりも、あんなに○○な人が。。というところばっかりを取り上げて、どう素晴らしいのか価値基準を持たないでちやほやする。
その上、裏切られた・・と思ったりする。
なんだろう。この感じ。
哲学者の 竹田青嗣さん
中略~挫折感がない、それゆえに自らの欲望と現実社会の折り合いをどうつけるかという筋道がはっきりしないという問題、現代に固有の危機だと思います。
若い世代が中心になってその筋道をつかみ、しっかりと表現することが文化のおおきな役割だと考えています。
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そうかもしれない。
子育てにもある。親がすべて完璧に用意してしまう。
ほったらかしの放任ではないけれど、夢や希望を持つことは大事です。
そのことを、どうすればよいのかを考えさせないとだめなんだ。
主人が 次男に言うこと。
「おまえはあほか。自分でなんとかしろ。自分で考えろ。」
時には、手も足も出る。次男は兄とは違う。
次男が泣く.
泣きながら寝てしまう。
そういうことは、主人の出番。
私は、何一つとして、できていない。やればやるほど。
今日も頑張って 家事 先生 作品。
挫折感と戦います。
長男は 図書室です。この学校にたった3年しか行けない。長男の学校にある本は、今まで探してきたどこにもない本が書庫にある。その書庫に一人うまっているらしいのです。それで、お弁当を食べる時間がない。お昼も一人で書庫に走る毎日。こんなに素晴らしい本があるのに、勉強している場合ではない、とか。。本を読めば賢いというわけではない。大丈夫か?NO5
次男は ランニング部 大文字駅伝を狙っています。学年で男子5人が選ばれる。今のところ、実力は4番目。すぐ後ろに5番目が迫ってきたらしい。
毎年2位だったのに。最近ますます、距離が長いとダメだそうです。中長距離を短距離の馬力で走る次男には、長距離は向かないらしい。大丈夫か?NO5´
それぞれの春であります。
さて、親は・・
主人(四代貴古)は、花粉症です。時間があればながた耳鼻咽喉科の素晴らしく素敵な先生のところへ。
そして、マンションの町内会の会長。
私は、子どものサッカーのお世話役をしています。
なんていういそがしい春でしょう。皆様もどうぞお身体を大切に_(._.)_
以下はNHKのニュースのコピーです。
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「子どもたちがいじめに遭わない服」をテーマにしたユニークなファッションショーが5日、アメリカ・ニューヨークで開かれ、いじめに遭わないために自分の存在感を主張するような服が披露されました。
このファッションショーは、ニューヨークを中心に子どもたちからいじめの相談を受けているグループが、デザイナーたちと協力して企画しました。 ショーでは、いじめに遭わないためには男の子も女の子も自分の存在感を主張する服を着ることが大事だとして、およそ20種類の服が披露されました。 このうち女の子向けには、友達の間で話題になるようパステルカラーなどの明るい色でさまざまな素材が使われた服が紹介されました。 会場には、いじめを受けた経験のある子どもたちも招かれ、太っていることでいじめられたという14才の女の子は、「これからは自分の個性を出して、好きな色やサイズの服を自信を持って着たいと思います」と話していました。 アメリカでは、子どもの4人に1人がいじめを受けた経験があるということで、イベントを主催したケリー・デンプシーさんは、「明るい服を着ることで子どもたちは自分に自信が持てるようになるし、いじめられることもなくなると思う」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140406/k10013536161000.html
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そんな簡単に解決できるはずないって、きっと思うだろう。
すぐに笑うだろう。。
子どもだって、いやがるだろう。
でも、一番だめなのは、教師が「見守りましょう」言葉で逃げてしまうこと。親が、わかっていながら、「様子を見ましょう」ということ。もし、何かあったら・・。どうすんだろう。
私なら、モンスターといわれてもいい。戦うやろうか?できるやろうか・・。でも、何もしないでみているなんて、いやだ。
ファッションショーのデザインがどうとか、そういう話ではない。
「こどもの好きなようにさせている」なんて、だめだ。ろくなことがない。そうやってかっこつけたくない、と、、心では思う。
4月。入学式。新学期。転入生もいるかな。
ドキドキハラハラ。大丈夫かな・・。
楽しいこともいっぱい。
大人も子どもも、がんばろ。ファイト♪
私は「ほめて伸ばす」ってどうかな?って思います。ほめることはよいことです。ほめられるとうれしいです。
一度こういうことがありました。家族で絵を描いていて、主人と私と兄がそれぞれ絵のバランスがよい。バランスがよいとはいえない一番情熱的な次男が描いた絵を 家族みんなでほめました。その絵は、かなり躍動的で、でもバランスは悪く、大胆な配色と表現です。
本心でかっこいい絵でした。でも・・「うまいって、こんな絵じゃないやろ・・」って言った次男の目に涙。悔し涙だったんです。
このドラゴンの絵は、ドラゴンが200匹以上描かれています。
何度かいてもうまく描けない。悔しくて涙。こういう人が良い作品を作ると思う。それで、ほめ方は大事だと感じます。うまく言葉にならなくてもよいし、無理に何かを表現しなくても、認めて、応援することができているでしょうか。そのままの君でよいと、その時に伝えられていたのでしょうか。自信はありません。
小学1年生の時でした。
音楽の先生にはきちんとした音程リズムの違いに厳しく指導するとか、間違いを正すということができます。お絵かき教室の先生をしていると、指導の根拠があいまいで、最近は生徒の要望に合わせすぎて、型を教えず、自由に好きなように描かせることが多いと感じています。わたしが子どものときは、写生やクロッキーが今よりもっと多かったです。
学校の先生なら、それでも良いかもしれない。でも私はプロなので、お金をいただいている以上、児童絵画教室の内容も大学受験に通用していくように指導したいと思う。
「型」の指導なしでは、型破りな絵を描くことすらできないのです。
それでいつも、指導書の中に 学習指導要領のいろんな教科を意識して取り入れることにしています。
国語 算数 理科 社会 家庭科 音楽 英語 体育、すべてが美術と合わせることができる。
美術を勉強することは、大事だということをしっかり説明できるように、後半の人生を生きたいと思う。
(私のささやかな願いです。)