今日も暑い一日でした。
若いときの今橋剛和造
お煎茶道具が飾ってありました。
臨海学習の話を先生にお話ししているのりくんです。
京都造形芸術大学にて
以下コピーしました。
~~~~~~~~~
小川流煎茶 若宗匠の小川可楽先生による通信教育部スクーリング「伝統芸術基礎1」の初日の様子をお届けいたします。
この授業は京都造形芸術大学通信教育部 全コース共通の「総合教育科目」の1つで、毎回たくさんの参加申し込みがある人気科目です。
1グループ8名ほどに分かれた受講生のみなさんは、それぞれ小川流煎茶の先生方にお点前の手ほどきを受けながら、順番にお茶を淹れていきます。
使用するのは、流派指定の宇治茶「舞鶴」。
ほんの数滴に凝縮された甘さやうまみ、口いっぱいに広がる豊潤なお茶の香りを味わい、日ごろいただいているお茶と全く違う世界に、それぞれ感激している様子でした。
この煎茶の授業は、7月5日(日)までの3日間行われる予定です。
通信教育部についてはこちら:
http://www.kyoto-art.ac.jp/t/
小川流煎茶についてはこちら:
http://www.ogawaryu.com/index.htm
7月
京都の街はもう祇園祭一色に染まります。
この祇園祭、別名「鱧祭り」とも呼ばれます。祇園祭の頃
骨切りと云う工夫を凝らした技で深い味わいを引き出しま
玄関や床の間に檜扇水仙を生け、鱧寿司と素麺と美味しい
そして忘れてはならないものが七夕素麺です。
盛り付けた素麺の中央にピンクとブルーの冷や麦を天の川
そして魚の鱚をkissとかけて、骨を取り結んで天ぷら
こんな創意工夫と共にお祭りを楽しみます。
今年から四条通りの歩道がグーンと広くなり、祇園祭の見
(今橋治楽先生より)
6月
紫陽花の美しい季節です。
6月1日は「衣替え」学生さん達は重くて暑かったジャケットを脱ぎ、腕を出して風に当たるのも心地良いものでしょう。
そろそろ慣れてきた学生生活にも減り張りが付き、さぁー頑張ろう!と云う気持ちになるのではないでしょうか。
この減り張りが大切なのです。
京都の街ではこの「衣替え」と同様、6月になると障子や襖を外し簾戸をはめ込み、暮らしを夏向きに整えます。夏の暑さと上手に付き合う知恵と日本人ならではの情緒がいっぱい詰まった伝統です。
お茶の世界でも夏向きに変えていきます。
今年は5月から夏の様な暑さが続き、一体本番はどうなるのかしら?と心配しておりましたが、梅雨入りで「陽の気」(暑さ)も(雨)「陰の気」でもってひとまず収めてくれる事でしょう。
うっとおしい梅雨と思わず、紫陽花を輝かせてくれる雨、雨音も楽しみたいものです。
無造作におかれた、準備の時間も美しい景色です。
お菓子は「早苗」です。
5月
5月は新芽の出る季節、新茶の季節ですね。
若々しい新緑に覆われた京都の街は、端午の節句・葵祭りと行事の多い月です。
端午の節句はその昔、流行り病等で幼くして命を落とす子供が多かった頃、「どうぞ無事に成人してくれます様に」と云う「祈り」そのものだったのでしょう。
男の子には粽を、女の子には柏餅を、香りの良い新茶を添えて祝ってあげて下さい。
そして葵祭り、今年下鴨神社様は21年に一度の式年遷宮をお迎えになります。小川流では御祝の気持ちを込め、御献茶式と奉祝茶会を執り行わせて頂きます。
有り難い事に、今橋社中が香煎席を担当させて頂きます。皆さんその日に向けて真剣にお稽古に勤めてくれてますし、四天王の4人は段取り良くお席が運ぶ様知恵を絞ってくれております。社中のチームワークでお客様を気持ち良くお迎えできればと思います。