わらび餅の季節です。
ひんやりとして美味しいです(^.^)
お花はミニアイリス、ムスカリ。
おかげさまで、、
昨日は次男の卒業式でした。
無事に卒業することができました。
ありがとうございました。
その次男が幼稚園ぐらいの時に作った蝶々のお皿です。
貴古が継承されているような。
力強くて繊細なお皿です。
飾っていただいてありがとうございます。
U
3月4日無隣庵にて中国の方々に小川流のお茶を差し上げる機会に恵まれました。
京都造形芸術大学院卒業の李さん一行で、皆さんは年に一度日本に来られ古美術の勉強をされているそうです。
その日は春本番の暖かさと天気予報では言っておりましたが、離れの茶室は少し肌寒く感じました。
何分、茶の湯の茶室の為三畳等の小間ばかり。
その小間を縦長に使って(まるで電車の様でした)開けられる障子は全て開けて、庭の緑が目に入る様に、風が行き通う様に設えたところ、これがなかなか良いものになりました。
私もお弟子さんも初めての経験で良い勉強になったと思います。
何度も日本に来て色々な所でお茶の体験をしてこられた様ですが、代表者の方が「今日初めて本当の玉露を味わったと云う実感を持ちました」と感想を述べて下さいました。
嬉しい限りです。
どうやら皆さん、お茶会でお客様をもてなす喜びを見出だした様で下鴨神社のお茶会が楽しみです。
今橋治楽
今日は桃の花です。
3月
桃の節句です。
雛壇の左右には黄色の橘の実とピンクの桃の花が飾られています。又、桃の花と菜の花を取り合わせて生けるところから3月はピンクと黄色のイメージがあります。日差しや風の中に春らしさを感じる様になり、何となくウキウキした気分になりますね。
又一方では、大学の二次試験や卒業式、就活、転勤等変化に富んだ月でもあります。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる様に、どことなく落ち着かない.定まらない中での日々の暮らしがあります。
そんな時こそ「お茶」の出番です。一息ついて、落ち着いて行動出来ます様に。一つ一つの事を丁寧にこなして4月の春本番に備えたいものです。
「お茶」には再生、リセットする力があります。
日々の暮らしの中で本来の道を見失う様な出来事があったとしても、一杯の「お茶」に助けられ元に戻ることが可能です。
不思議な力があります。
「茶の湯」や「煎茶道」を飛び越えた、もっと大きな世界があるのでしょう。
お菓子も桃の花でした。
2月
節分、立春、初午と終わり例年なら少しホッとした気分で皆さんと「番茶手前」を楽しむのですが、今年は下鴨神社のお茶会に向けてのお稽古をしている為、皆さん活気に満ち満ちております。
ゆったりとした空気感ではなく緊張感溢れるものがあり、ひと手前終わるとぐったりとした様子も見受けられます。
それは私の注意が多いからです。小川流は流麗な手前をモットーにしている為、それへのこだわりが付いて回ります。各々ペアーを組んで注意点を確認しあいながら上達しようと励んでくれております。
指導者としては嬉しい限りです。本番が楽しみ。
でも少し休憩も必要です。そんな時「伏見稲荷大社」の中にある「稲荷茶寮」へ行って「千寿、献上茶」の薄茶と濃茶のうば玉を頂きほっこりしている様です。
1月のオープンより私も2回伺いましたが本当に美味しいです。伏見教室が何時もお世話になっている椿堂さんのお店です。
何時もならもてなす側にいる私達も、たまにはもてなしてもらう側に回ってみるのも楽しいものですね。
京都伏見アトリエ遊煎茶教室
今橋治楽
睦月
新たな抱負を胸に一年をスタートさせる月です。
例年なら第四週と決めておりました伏見教室の初煮会が今年は14日となり、松の内に皆様と最初の顔合わせとなりました。
いつもとは違った新鮮さがありましたね。
今年は全員が御免状を受けられ一つ上を目指してのお稽古が始まります。
5月には「下鴨神社」のお茶会もあり、1月よりそれにむけての準備も始めます。ご承知の通りお茶会はチームワークが大切です。特に「糺の森」でのお茶会の時に感じる事は、神林すなわち鎮守の森あってこその神社の中でのご奉仕は特別なのだと云う事です。
鎮守の森における生態系は「相依相待」と言い、一つのものが存在する為には他のものに依っていて、他のものなしにはその一つのものもあり得ないと云う関係性を保っているそうです。
この事は、人と人、人と自然も同じですね。
そんな関係性やご縁も考え感じながら下鴨神社でのお茶会はのぞみたいと思っております。
各自それぞれの持ち場で力を発揮出来る様に準備したいきたいものです。
今年も宜しくお願いします。