表彰式をしました。晃太郎君
スケッチは、 4歳児さんです。
奎多くんです。
ゆうまくんです。
みんな それぞれの表現ですが、円柱をみて理解できています。
バイオリンを演奏する猫も笑っているようにみえます。
よくできました。
ブログはこちらに引っ越ししました。
(前のブログはこちらです)
バイオリンを演奏する猫ちゃんの、ビアマグをかいています。
そして・・満開の夜桜の絵を完成です。
椅子の上でジャンプしています。サッカーボールをつくりました。
皇晴くんは大好きなバスケの絵です。
今日は肌色を作りました。
「先生、日焼けした男の顔の色は、もっと黒を混ぜるんちゃうかな。」と言ってます。
工作は、音の出る楽器をつくります。
私は「ほめて伸ばす」ってどうかな?って思います。ほめることはよいことです。ほめられるとうれしいです。
一度こういうことがありました。家族で絵を描いていて、主人と私と兄がそれぞれ絵のバランスがよい。バランスがよいとはいえない一番情熱的な次男が描いた絵を 家族みんなでほめました。その絵は、かなり躍動的で、でもバランスは悪く、大胆な配色と表現です。
本心でかっこいい絵でした。でも・・「うまいって、こんな絵じゃないやろ・・」って言った次男の目に涙。悔し涙だったんです。
このドラゴンの絵は、ドラゴンが200匹以上描かれています。
何度かいてもうまく描けない。悔しくて涙。こういう人が良い作品を作ると思う。それで、ほめ方は大事だと感じます。うまく言葉にならなくてもよいし、無理に何かを表現しなくても、認めて、応援することができているでしょうか。そのままの君でよいと、その時に伝えられていたのでしょうか。自信はありません。
小学1年生の時でした。
音楽の先生にはきちんとした音程リズムの違いに厳しく指導するとか、間違いを正すということができます。お絵かき教室の先生をしていると、指導の根拠があいまいで、最近は生徒の要望に合わせすぎて、型を教えず、自由に好きなように描かせることが多いと感じています。わたしが子どものときは、写生やクロッキーが今よりもっと多かったです。
学校の先生なら、それでも良いかもしれない。でも私はプロなので、お金をいただいている以上、児童絵画教室の内容も大学受験に通用していくように指導したいと思う。
「型」の指導なしでは、型破りな絵を描くことすらできないのです。
それでいつも、指導書の中に 学習指導要領のいろんな教科を意識して取り入れることにしています。
国語 算数 理科 社会 家庭科 音楽 英語 体育、すべてが美術と合わせることができる。
美術を勉強することは、大事だということをしっかり説明できるように、後半の人生を生きたいと思う。
(私のささやかな願いです。)
絵を学び、何かを発表するときに、必ずだれにもできない自分だけの世界を展開しなければならない というようなオリジナリティにこだわります。
普通は 人まねをすれば馬鹿にされます。
そのためつねに評価の対象になるのは、オリジナリティである。
オリジナリティこそ価値をつくるとも考えられています。
しかし必ずしもそうとは言えません。
ジャン・コクトーは「私が一番嫌いなのはオリジナリティだ」と言っています。これは、オリジナリティが競争と差別の上ばかりに成立するからです。
それにもっと言うなら、いったいどこからどこまでをオリジナリティーと決められるのでしょうか。
いちがいには・・区切りがつかない。
私は、新しいものをつくるとき「ここにしかないものはない」と思うようにしています。
また、そのようにして、日常を見ています。
子どもの時からお手本がないとできない。何も自分の力ではかけない。そんな子どもでした。
いまなら、それでいいと思える。
芸大生の時からずっと思っていた。
私には強烈な個性がない。
でも、個性っていうのはオリジナリティのことではない
オリジナリティのない私は、主人の技術の「取り合わせ」が新しい作品を作りました。(お茶の世界では「取り合わせ」というそうです。)そのような気持ちでやればいいのだと思います。
一生懸命生きる結果そうなったことが真実です。それが「信」でした。
これが「マエストロ貴古」で学んだことでした。
ここからは長男の話です。
「稽古と練習はちがう。」先代をほうふつさせる、なにかの面影をほうふつさせる。稽古はそういうことで、それがほめ言葉なんじゃないかな。
だから「うつし」でいいのではないのかな。「うつし」という言葉に 日本の文化の秘密があるのではないかな。
私もそれでいいのだと思うようにします。
「神仏たちの秘密」松岡正剛
より
子どもの「奨励賞」の文章がとっても嬉しかったのです。
「~(途中から)この真剣な取り組みの成果を生かし今後も芸術を愛しよりよい作品づくりに励むよう期待します。」
まさに、中学生に言いたいこと。
「絵がうまい」とか「下手だ」とかにとらわれず、いろいろな芸術に触れて親しみ、より深くしていくこと。
まさか、表彰状に 愛し・・という言葉が使われるとおもわなかった。
すてきなメッセージを受け取りとてもうれしく思いました。
もうすぐ高校生。
芸術を愛し、本を愛し、、これでよかったのかどうか。迷いながら、バトルもしながら、泣いたり笑ったり。家族で力を合わせてこれからも。よろしくおねがいします。
「アンデルセン博物館」 デンマークにあります。
絵本でも有名なアンデルセンは切り絵がとても上手で美術館があるほどに有名だそうです。
私もデンマークに行ったら、行ってみたいと思います。・・行けるかな~。
さて、お正月気分ももうそろそろ終わりです。
それでも、
日本のおめでたい切り紙を切ってみるのはいかがでしょう。
梅はお正月も2月も使えます。
京都伏見アトリエ遊絵画教室教室では、折り紙を五つ折りにして、
工芸の文様のようで、とても美しいです。
私は、この本を見て勉強しました。(*^_^*)
このシリーズを持っています。
花のバージョンがお気に入りです。