マエストロ貴古作陶展から2015東京ドームテーブルウエアフェスティバルへという強行軍がようやく終わりました。
自分でもこのような予定を組んだわけではなく、気がついたらこうなっていた次第です。
反省・・反省。
しかしながら、今回は、どちらも得ることが多い展覧会でした。
京都大丸は ようやく方向性が見えたものですし、ドームの方は全く新鮮な視点というものを教えられたものでした。
今後、この二つの感動を一つにして次回作に取り組もうかと思っております。
四代貴古 今橋剛和
高校1年生の勇介君です。個性的で感受性が強い人は「ありのまま」が強すぎる絵になってしまうのです。
そういうひとは「ありのまま」の絵から一歩踏み出さなければいけません。
誰が見てもわかる絵を描くことが入試の絵の第一歩です。
勇介君にとっては、先生が「おかあさん」です。泣いたり笑ったり、お互いに一歩我慢しながら、でも尊重しながら過ごす3時間です。
「描き方がわからない」というときに、どうすれば上手に描けるかわからない。という気持ちが含まれています。
うまく描きたいという気持ちは、比較の上でおこる気持ちです。
今日はまだ描き方を気にしているので、鉛筆の使い方などの説明をして、とにかくどう見えているか考えています。
目のところでようやく描き方を気にしなくなりました。
なんとか「なるほど」というきもちにたどりつけた様子。
入口までは遠く、そこから楽しくなれば簡単なのが石膏デッサン。
壁を乗り越えればまた新しい世界が必ず見えるものです。
去年は年末が大変でした。いよいよ過労です。なぜか私だけが過労。そんなに働いてないのになぜ?
という感じです。個展前の反省のひと時。。
リフレッシュのために動物園に行きました。
それから・・動物の顔や骨組みをもう一度確認しようと思って、動物園に行きました。
私がふしぎちゃんを作るとき、粘土を触るときに気にしているのが、動物の骨です。骨をさわっているようにして、粘土を触ります。だから、ふしぎちゃんの目を描くときに ここが頭蓋骨から目にかけての部分。ここが目だな、と思うように作品がができているのです。
かわいい+「こわい」が入っています。この動物は骨になると顎がどうなっているのかな・・?という気持ちです。石膏デッサンの基礎でもあります。
それから、観察。たとえば擬人化して何を話しているか想像します。
「こんにちは。何か御用かしら。ところであなたは何しに来たの?ここは子どもがくるところよ。まあ来ちゃったものは・・しょうがないわね。私の特別のお茶でもどう?子どもには人気ないけどね」
と、言っているようです。冷たいような温かい目(笑)でじ~っと見ています。
このライオンさんは、入っていすぐのところ。「お久しぶり~♪」という感じでご挨拶。
スケッチブックも持っていきます。
時々立ち止まったり。また少し考えたり。
色々です。
自分の考えてやってきたことが本当にこれでいいのかな?
と、考えたい時。だれにも言わずに、ひたすら自分と向き合いたいときがあります。
そんな時にぴったりの場所が動物園です。
私のこれからの作品はなんだろう。と思ったときにこのような言葉をみつけました。
「芸術は、一種の遊びかたわむれからうまれたものとも思われる。主として冬のストーブの側で作った。作るときは無我夢中の境地ではないが、刃物を使うのでくだらぬことを考えないことにしている。つまらぬものでも、私の一生の一瞬を費やして作った者たちである。」
画家 香月泰男 おもちゃ箱より
「楽しみながら作ったものは、いつみても明るい美しさがあって見る人の心をなごませる。」無我夢中でやってきたことに間違いはない。と思うことにする。
今年はもう少しパソコンの前に座ってブログの更新できたらいいなぁ。
今日はセンター入試や中学入試、阪神淡路大震災から20年の今日 もう一度危機管理をしっかり見直す日です。
アトリエでいつもお世話になっている浪川果舗さん。東山安井にあります。
スーパーでお買いものもいいけれど、近所のお店でお買い物をすることは子どもたちにとっても安心です。
「ゆうすけくん、さっき学校からかえってきたよ。薬局の椅子ですわっていたよ~」(笑)
地域のみなさまのおかげで、高校生になりました。いろんな大人の人に見守られて大人になっていきます。
今も地域の皆様にかわいがっていただいております。
感謝です。ありがとうごいざいます。
今日のお軸は「信」
まさに信じて待つ日・・・実力が発揮できますように。今日は信じて吉報を待つ日でもあります。
お菓子は 浪川果舗「紅椿」です。
まるで讃美歌をうたっているようなお菓子です。
教室では1階がバイオリン教室 2階の和室がお煎茶教室となっています。