京都伏見アトリエ遊お煎茶教室

師走
早いもので今年一年を締めくくる月です。

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いつもなら「先生が走るほど忙しい月だと」おっしゃられていた御家元の姿も無く、京の風物詩である顔見世興行も耐震工事の為「南座」から先斗町歌舞連場へ移動となるなど、例年と違う感覚を持ちながら一つの時代を見送る師走となりました。

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今回ご紹介する煎茶碗は、御家元より初めてご注文頂いたもので、「唐物写青華煎茶碗」小川流家元好みです。これは小川家では五十才までは社会に貢献し、その後家元を継承すると云う家訓があるそうですが、五世家元が亡くなられた為三十五才で後を継がれる事になりました。
それで五十才になられた時に 本当の意味で家元になるのに相応しい煎茶碗を作って欲しいとのご要望により出来たものです。
中国紫禁城の中で使われていた図案でもあります。
特に呉須の色と茶碗のカーブにこだわりをお持ちになりました。

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京都伏見お煎茶教室
今橋治楽

“京都伏見アトリエ遊お煎茶教室” への2件の返信

  1. 古都京都に代表するような、、趣のある器ですね、、。
    勉強不足で、、難しいことはよくわかりませんが、信頼関係を感じられます、、。
    とっても、、素敵で、、居住まいを正したくなります。

    1. 四代貴古です。
      僕がもうその時のお家元の年齢になったと思うと、
      とても感慨深く
      不思議な気持ちになります。
      ありがとうございます。

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