アトリエの前の白いモクレンのお花が満開からの白いじゅうたんでお出迎えです。
干支のワイングラスに山茶花が素敵です。
お菓子は「てふてふ」
とっても華やかです。
今年はまるで季節を間違えたのかしら?と思わせる位、一
この3月はお茶を淹れる者にとっては、とても敏感でなけ
啓蟄でそろそろ虫も動き始めて、人間も程良い春の日差し
でも、ここで先人の知恵を尊びしっかりと自然の運行を見
暑い、寒いと騒ぐのは人間だけかもしれません。自然の摂
弥生3月はやはり雛祭りでしょう。 京都では「ひちぎり
女性の節句、子供だけではなく全ての女性が祝い楽しんで
今橋治楽先生
お菓子はたんぽぽです。
2月
新年の行事を全て終えて、気分的にはホッと一息つける月
文房四宝です
1月
京都では正月三が日が過ぎれば、各流派の宗家において新年の行事が執り行われます。
初煮会、初釜、初生け式等々がそれですね。
小川流でも7日三清庵後楽堂にて、新春を寿ぎ家元嗣手ずからの一煎を振る舞われました。
このお茶を頂いてはじめて新年を迎えたと云う気持ちになります。
伏見教室でも31日ミニ初煮会を行います。
普段顔を合わせないお弟子さん達が、互いに扇子を膝前に置き手をついて挨拶を交わす姿は、とても微笑ましく美しいものです。
「親しき中にも礼儀有り」とはよく言ったものです。こういうちょっとした所に日本人の美しさがあるのだと思います。
茶席扇は結界の役割をしてくれます。膝前に置いてご挨拶するのは、一膝下がってご挨拶申し上げます、と云う謙虚な気持ちの現れです。
今年もお煎茶のお稽古を通して、日本のさまざまな文化を学んでいきたいと思います。
京都伏見アトリエ遊小川流煎茶教室
今橋治楽