寒かったり、暖かかったり、まさに三寒四温の一週間でした。
「紅梅」お菓子がにっこりほほえんでいます。
春がそこまできています。
冬のお手前もあと少し。良い香りが教室でいっぱいにひろがります。
お菓子をどうぞ(^^♪
お客様がこられました。
どうぞ京都伏見アトリエ遊煎茶教室をよろしくお願いします。
ますます良い教室になりますように。
U
2月
節分や立春があり、暦のうえでは一年がスタートする時期です。
吉田神社に行けば、節分に「年越し蕎麦」を食べさせてくれる店が出てます。
節を分ける、読んで字の如くですね。
小川流では一月の行事も終わり、大学も春休みに入りホッと一息つける月になります。
このホッとするのにピッタリなのが「番茶手前」
いつもの煎茶碗より随分と大きく、その中にたっぷりと熱々のお茶が入った番茶茶碗を、包む様にして持った時のあの温かく、心地良いこと 格別です。
話も弾みます。気持ちも前へと進みます。
「団欒」と云う言葉に相応しい光景がそこには有ります。
各自の生活リズムがある為、なかなか家族が一緒に温かなお茶で語り合うと云うのは難しい事かもしれませんが、たまには家族揃って「ゆとりのティータイム」を楽しんで頂きたいものです。やる気.元気が湧いてくるものですよ。
福豆餅↓
今日は京都伏見アトリエ遊のお家元を偲ぶ会でした。
まずはお免状授与式です。
おめでとうございます。
今年はお二人の方の授与式がありました。
今年一年のお稽古をよろしくおねがいします。
今橋治楽先生のお手前です。
お菓子は「織部」
お塩が効いて美味しかったです。
美しい着こなし。
「音羽山」
先生の帯にもお家元さまが。。
お道具はすべて龍。
剛和造
そして記念撮影とお食事会です。
先生を中心に皆さんで写真をとりました。
まずは「献杯」からはじまりました。
お料理は・・
白子の焼きプリン
黒豆とフォアグラのテリーヌ
ビーツのやさいたっぷりスープ
テス(鯛)の菜の花ソース
和牛ほほ肉トロトロのパイ包み焼き
チョコレートのムース
祗園ブルジョンさんにて
京都伏見お煎茶教室は10年目にはいりました。
皆様のおかげです。
今日はご招待いただきまして誠にありがとうございました。
平成二十九年 睦月
今年も宜しくお願い申し上げます。
昨年は、六世小川流煎茶家元が逝去されると云う悲しい事があり、まるで大事な図書館を一つ失ってしまった様な感じさえ持ちました。思い返せば生前、六世家元は歴史学者でもあられたので、「煎茶文化そのものを世に伝えたい」と云う思いと、「茶の果たす役割」についてお話下さいました。
「古来いろんな人が知恵と工夫をこらしてお茶を淹れ、親しんできた。それが生かされなければお茶であってお茶でない。本来の良さを生活に生かすのが『日常化』と云うこと。
それを取り戻したいと云う熱い思いをお持ちでした。
伏見教室は今年十周年を迎えます。
教室の皆さんも随分と上達され、記念茶会を開きたいと云うところまで来ました。是非実現させたいと願っております。
伏見教室は六世家元の志を受け継ぎ、お茶と向き合っていきたいと思っております。
お茶の『日常化』に向けて、各自が小さくても何か役割を果たせる一年にしたいものです
お花と向き合う時間が少しできました。
アトリエ遊の皆様にささえられて、子育ても家族もなんとか力を合わせて成長しあうことができました。京都伏見アトリエ遊美術絵画教室・お煎茶教室はそれぞれ10年。あっという間でした。
マエストロ貴古のお皿です。お菓子は「聖歌隊」
このお皿はパズルのように曲線がつながって一つのかたちになります。
10年前は丹波橋の幼稚園から伏見稲荷のからアトリエへ手をつないで通いました。
まだ小さかった次男も中学2年生です。
中学受験もお茶室で先輩ママのアドバイスをいただき、
子どもたちの体調不良もご心配おかけしました。
わたしがいない時には、救急病院へも連れて行ってくださいました。
本当に色々な方のお世話になりました。
御礼申し上げます。
京都伏見アトリエ遊、もうすぐ10年になります。
今後ともご指導よろしくお願いします。
ゆうこ
師走
早いもので今年一年を締めくくる月です。
いつもなら「先生が走るほど忙しい月だと」おっしゃられていた御家元の姿も無く、京の風物詩である顔見世興行も耐震工事の為「南座」から先斗町歌舞連場へ移動となるなど、例年と違う感覚を持ちながら一つの時代を見送る師走となりました。
今回ご紹介する煎茶碗は、御家元より初めてご注文頂いたもので、「唐物写青華煎茶碗」小川流家元好みです。これは小川家では五十才までは社会に貢献し、その後家元を継承すると云う家訓があるそうですが、五世家元が亡くなられた為三十五才で後を継がれる事になりました。
それで五十才になられた時に 本当の意味で家元になるのに相応しい煎茶碗を作って欲しいとのご要望により出来たものです。
中国紫禁城の中で使われていた図案でもあります。
特に呉須の色と茶碗のカーブにこだわりをお持ちになりました。
京都伏見お煎茶教室
今橋治楽