最後の石膏デッサンの日です。
この日のためにこのお菓子を差し入れしていただきありがとうございました。
3時間で立体感出せたかな。
アグリッパ永和教室です。
差し入れのお菓子はココ勝ツサブレです。
中期試験に続いて、後期試験があります。
国公立大の後期試験はまずは一次試験が勉強です。
最後のデッサンですが、
後期試験の途中に第一希望の合格発表となります。
第一希望で合格すれば、そこで卒業です。
ジャコメッティ展には目標が二つありました。
1・哲学と作品と展示について
2・地下鉄に乗り継いで一人で東京に行くこと
どちらも、NO5.長男の進路とのかかわりでした。
ジャコメッティ展
スイスに生まれてフランスで活躍したジャコメッティ。
作品はブロンズという金属でできています。
日本では青銅と呼ばれるブロンズは銅と錫(すず)という異なる金属の合金のことです。
彼は人間の姿を見えたとおりに彫刻をしたいと思っていました。
生きた人間のおそろしさ、美しさ、不思議さ・・・それらを表現するために細い彫刻になっていきました。
決してスタイルや表現のためにこうなったわけではないのです。
「実存主義」の哲学者や詩人たちからも高く評価されました。
実際に目の前に立って空間を感じてみてはじめてわかること。たくさん発見できました。
地下鉄やJRを乗り継いで
六本木→上野→新宿→品川 一人で路線図を片手にたどり着き、無事に京都に帰ってきました。
入試説明会ではいろいろな質問ができた様子でした。
少し安心しています。
次の受験では東京駅で倒れて、救急車で運ばれないで、、無事に受験できますように。
さて、いよいよ今年も後半ですね。
U
24日土曜日、俐々葉ちゃんの様子です。
カエルの絵ですが迫力がありますね。小学6年生、スケッチも丁寧に描けました。
その時に持っていくデッサンを完成させています。
東京芸術大学芸術学科は芸大の中にあって学術を学ぶ場なのです。
それでセンター試験は9割必要です。論文もあります。
加えて3時間の石膏デッサンです。
現役生の合格は全体の3割でした
去年の合格作品と同じぐらい描けているか確認するために
途中の作品ですが、タブレットにデーターを入れて現在の3時間の状態で持っていきました。
↓こちらです。
実際に比較することはできませんでしたが、入試のつもりで描きました。
去年、デッサンで合格したのはなんと4名。
合格作品の紙をリサーチして、同じ紙を東京で買ってきました。
あと半年でセンター入試。あっという間に一年ですね。
マエストロ貴古
オンディーヌ
僕が感じたのは色と色が響きあう中で聴こえてくる色の予兆でした。
オンディーヌは僕にとっての父母そのものです
子供が巣立つそれ以前の風景なのだと思います。
まさに器ではないでしょうか。
器は空っぽに見えても様々な時間が足踏みしている。
僕はとても透き通った懐かしさを感じました。
皆それぞれのリアルを目指す日々。二人が目指した二つのリアリティ。
一つは伝統様式の上で成り立つもの。
もう一つは日々の美しさの先にあるもの。
オンディーヌは
それらの起源を喚起する工芸作品です。
つくる中で忘れない純粋性への意思。
その営みを代々繰り返すことで純粋さを保ってきました。
私たちの思うところのリアルとは現実との関係にあるのではなく、祖先が生きてきた毎日とあるのです。
↑長男(NO5)の感想です
京都モダンテラスにて
母と長男と私の3人でティータイムです。
見上げれば桜の花がもう咲いています
温かい紅茶と。
季節のフルーツタルト
柿のお味です。↓
栗のコーヒーゼリー栗パフェ
スプーンは3つでした。3人でいただきました。
勇介君は学校の美術室から3年5組の教室に石膏像を運んでデッサンしています。
完成すれば先生が合評してくださるそうです。先生は「ようやく戦う準備ができたね勇介君」と・・・
↑カラカラです。
そして東大阪のアトリエ遊永和教室でも水澤先生指導のもと同じ石膏を描くことになりました。
画用紙は木炭紙サイズです。ようやく3時間で大きく形が取れるようになってきました。
↓京都伏見アトリエ遊では、とにかく合格するような絵を一枚完成させようと10時間かけて多羅先生指導のもとビーナスを。
5時間経過
ようやく白さや美しさが表現できるようになってきました。
センター試験からおよそ1ヶ月の様子です。
ここからは3時間で完成させるように特訓が始まりました。
英語の読解、日本史の小論文でもテストで合格してからの石膏デッサン
まずはりんごひとつから描きましょう
美は日常にある
生活の中に、毎日の丁寧な仕事の中に
必ず美はあるのです
目の前のものをよく見て美しさを感じましょう
それは特別なことではありません
自分の中にある美しさを自分の手で表現しましょう
必ずできます・・時間がかかるかもしれないけれど
芸術は変わったことをする人を求めていません
まっすぐに美しさを見つけようとする姿そのものです
最後の私からのメッセージをりんごに託しました
第一希望は残念でしたが
来週は受験にいってきます。
憲洋くんも(中2)も国公立の芸術系大学受験を目指してデッサンをスタートです。
こちらはまず国公立の大学はどんな大学があるのかな。という話から始めます。
金沢も沖縄も・・いっぱい芸術系大学はあります。
まずは基礎デッサン。スタートしましょう。
無事にセンター試験が終わりました。
次は実技です。
受験生は勇介くん。
それで長男に手紙を書きました。
「文化という立場にたってよく両親を助けてくれてありがとう。
ここからのメッセージは「マエストロ貴古」という活動を通じて感じた血の通った本当の実践によるものです。
キラキラした受賞歴もないけれど
親らしいこと、何一つできなかったけれど
これからの勉強に役立ててください。」からはじまるメッセージ
長男No.5勇介へのメッセージです。
今日のデッサンは雉でした。
まるで生きているようなぬくもりを感じる剥製の雉です。
必死の様子があらわれています。
センター試験の結果は、、もう終わったこと。
次のテーマに向かって集中していこう。