人体デッサン

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私は中学で先生に教わったことがあります。
「手はホースじゃない。」
その先生が絵を描くときには人間の関節を見なさいって教えてくださいました。
関節そして骨や筋肉です。人体を見るとき必ずその人の骨を見るようにしています。
でもまだ小さい子どもたには関節がわかりません。
「かんせつくん」という小さな紙をくみあわせたものをつくって、興味を持った人にはこういう方法で指導しています。
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まずは、先生のポーズ。「かんせつくんでつくってみよう。」
先生はどんなポーズだったかな?
どんなぽーずでもできるよ・・
ではこんなポーズは?
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という感じです。このあと写真を見て・・P1016873.JPG
それから自分で描いていきます。
では中学生はどうでしょうか。
中学生は少し調子にのること、調子にのせることが大事。褒められるなら描いてもいいかな?ぐらいの方法で引っ張って行かないと、描いてくれませんよね・・
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人体を描くことを恐れずまだまだいっぱい描いてみることが大事です。中学生なのでここではかっこよく描きたいという気持ちをからかってはいけません。とにかく、嫌になってしまうともう描きません。調子にのせるには上手く褒める方法やその言葉に注意。「もう一枚お願いします。」って描いてもらいました。
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色の使い方ですが、平面の写真を写しているので立体的に見えるように、筆を動かすことでうまく見えるということがあります。
友達とか親に自慢できるような絵をつくっていくことで、ちょっと調子にのってきます。
紙がボロボロなので完成としました。人体勇介.JPG
似顔絵ではないので照れ隠しで「変な顔~」とか本人は言いますが、良いところをたくさんみつけましょう。
天君 勇介君 ありがとうございました。

人体デッサン

絵の描き方は絶対に教えましょう。
美術の先生に習いたいことは、うまく絵を描く方法です。
でも案外教えないこと、そして、そういう立場で指導することを「よし」とすることがあります。
まるで児童絵画を聖域のようなとらえ方をすることがあります。
教えないことを肯定しているようです。
そういう先生を母親としてはどう思うでしょうか?
私は、絵の描き方というよりも
手ほどきが必要だと言いたい。
マンガが好き。アニメが好き。でも美術とアニメとどう違うのか。
よく言われたことば・・「絵で食っていけるのか?」
そういうことをだれも教えてくれません。
もうそろそろ、言ってもいいかと思うようになりました。
芸術大学に入っても、絵は案外教えません。自分のテーマを自分で深める。
むしろ大学の先生が指導すると大学生が嫌がるそうです。
「こう描きなさい」ということを、この段階で説明しては遅いのです。
でも、もし自分の子どもが大学に行くなら、芸術にかかわらず、将来役に立つカリキュラムで指導してくださる学校がよい。
何を教えてくれるんでしょう?
描き方ではなくても、道具の使い方、
陶芸なら轆轤や、歴史、京都なら京焼清水焼、その窯の維持する方法など、また卒業後の生き方など。
そのあたりを説明することが必要だと思う。絵が好きでも、どれほど現実では大変かをしっかりと説明するほうが本当だと思う。
早期教育というなら、感性のことです。
五感を育てないで、良い絵は描けません。
美しいと感じる心
美味しい。うれしい。たのしい。
そして、自尊心です。
そういう子育てをしてそれから、絵の話になります。
聴いて見て心を動かして体を使って、表現する。
〇歳からはじまっているんです。
嫌なこと、うれしいこと、楽しいこと、体いっぱいに表現することからはじまります。
上手くても下手でも、その表現したものを認められたということが大事です。
大学受験の絵は短期決戦で、むしろ・・体力 気力 。心技体。と言えば少しわかるかもしれません。
どんなに上手な人でも、むしろ上手すぎるから落ちてしまうような受験。
実技試験はとても難しいものです。
ですから、子どものうちは進路とは関係なく、描き方、すきなことをしながら実は自分の進路に確実に向かっていくという指導をブログでまとめていきます。