長男の東京の様子です。
彫刻の実習が始まりました。
芸術学科なのに、彫刻の方が楽しそう。
そして、いよいよ美術館では単眼鏡が必要らしいです。
奈良、京都での実習が始まるそうです。
仏像や、美術館用の細かいところまで見るためのもの。
こちら👇
夫婦で初めて知りました。
笑
夏休みもすっかり終わって、9月 もう後半に。
次男と二人のささやかな絵の勉強として、自宅でも一緒に絵を描くことになりました。京都伏見アトリエ遊、東山特別講習。ということにします^^
モチーフは、スプーン、そして、京都大原の道の駅で購入した南瓜です。
自宅の部屋の端の机が小さなアトリエ というわけです。
次男より
国公立大学の美術の大学の合格なんて、無理って。みんなそんな目でみるわ。学校では笑われてんねん。お母さんは大学受験の絵の先生やったんやろ。俺たちのためにも、伏見教室頑張ってくれてんの知ってるで。お母さんが弱気でどうすんねん。
こんな一言から始まりました。
我が家のささやかな目標。「芸術で生きる」です!
親子で目標に向かっていこうと 決めました。
まずはスプーン一本を描きました。
そこで、お父さん(夫) 登場です。
「手首の力を抜けよ。スプーンは感性で理解するものじゃない。構造で理解しろ。」なるほど。父親の一言が効きます。
線一本が大事だと伝えます。緊張感を持って絵に接する事。
鉛筆の削り方上手になってきました。
簡単なことのようですが、家で描くって案外 誘惑が多く難しいですね。
そして南瓜です。
大きく形を捉えることができました。
こちらはまだ途中です。
この絵を描きながら、美術館に行きました。
本物の絵を見たり、お昼は外食したり!
これこそかけがえのない時間だと思います。
丁寧に一つ一つ。最後まであきらめない。
さて、どこまで頑張れるか我慢大会。
次は影を描くそうです!完成はもう少し頑張ってからです。
描き終わったら
美味しい南瓜のお料理もできたらいいな(^^)
京都伏見アトリエ遊は12周年!
今回の展覧会は初代からの貴古窯の作品のルーツ。
京都伏見アトリエ遊お煎茶教室の12周年のお茶会。
その中心が今橋剛和造の作品展示となりました
場所は白沙村荘橋本関雪記念美術館 です。
お天気に恵まれ、お茶会も 展覧会も 無事に終わることができました。本来であればもっと早くこのような展覧会をするのが本当だったのに、時間と場所とタイミング そして何より私の腕がいたらず、このような次第と相成りました。そして何よりもお話をいただいた場所がこのような立派な場所であったということをプレッシャーに感じつつ、実際に並べてみると、あたたかく包み込んでくれているように感じられほっとしている次第です。
思えば30年前に6世家元と出会ってお煎茶道具というものについての(小川流の)課題を与えられて、それに応える日々を送って参りました。実際にそれに対しての答えが少しはできたかな。それとも場所に後押しされたからかなぁ。
ようやくスタートの時点に立ったかなって、思える展覧会となりました。
四代貴古
今橋剛和
お世話になりました皆さまに深く御礼申し上げます。
今後とも京都伏見アトリエ遊をよろしくお願い申し上げます。
今橋裕子