京都伏見アトリエ遊 煎茶教室 神無月

神無月
今年の「中秋の名月」はいつになく美しいお月さんだったと思います。
コロナで疲れた人々の心の中を照らしてくれた事と思います。お楽しみ頂けましたか?
今年も後二ヶ月
そろそろ来年の準備に取り掛からねばなりません。
初煮会をどうする?
お客様をお迎えするにあたり、換気.消毒.間隔の取り方等々
お客様が不安になられない様に整える事が大切です。
但し、行き過ぎは文化の良さも崩しかねません。
そのバランスが頭の痛いところです。

オリンピックも開催の方向で動いてます。
この流れに添って、お茶の世界の有り様も考えてゆかねばなりませんね。
来月は「茶人の正月」です。

 

京都伏見アトリエ遊煎茶教室

長月
お彼岸のある月であり、名残と出会いの月でもあります。私はお彼岸のある月、3月と9月は季節の微妙な移ろいがお茶を淹れるのを難しくしている様に思います。例えば夏よりか秋よりか、冬よりか春よりかどちらを選ぶのかという事です。
小川流では特に湯加減が難しくなります。
ただ、自然の声を聞き取る事が出来た時は美味しい.納得のいく茶味と出会う事が出来ます。
各自の腕の見せ所ですね。

今年はコロナに振り回され、季節を楽しむこともなくアッ!という間に9月を迎えました。が、そろそろコロナにも慣れ、涼しい風を感じはじめたなら自身の中にも「清風」を吹き通わせ、不安や諸々を鎮めていきたいものです。

実りの秋、お茶の美味しい秋を迎えるまでに、その喜びをしっかりと受け止められる自身に整えていく準備が必要です。
京都伏見アトリエ遊煎茶教室

今橋治楽

京都伏見アトリエ遊煎茶教室

 

葉月
今年は梅雨明けが遅くお盆辺りが一番暑くなるそうです。そのお盆も帰省する、しないで色々とあるようです。

コロナの影響であらゆる行事が中止となる中、神事に関わる行事は静かに執り行われております。
大文字の送り火も縮小した形で行われるとの事でホッとしております。

今日のお稽古は33℃を越える暑さの中、クーラーを入れ換気をしながらしたのですが、夏のお手前と言われるだけあって「冷淹手前」は茶味も美味しく、甘く、茶本来の持つ真味を引き出す事が出来ました。
暦の上では立秋と云うのに夏本番の茶味を楽しませてくれました。

京都伏見アトリエ遊 煎茶教室

 

京都伏見アトリエ遊煎茶教室 

文月
今年の7月は例年と違って静かです。
新型コロナ感染拡大防止の為、八坂神社と祇園山鉾連合会は主要行事にあたる17日と24日の神興渡御と山鉾巡行を中止。この為、各山鉾のお囃子も聞けません。
けれど神事に関わる儀式は滞りなく執り行われます。
小川流も23日は御献茶式を勤めさせて頂き、私もご奉仕させて頂きます。
供茶のご奉仕は二回目ですが、前回とは違った心構えで望む緊張感があります。
無事にお役目が果たせます様に。

環境は変わっても変わらないのが煎茶の世界です。
気温が25℃を越えれば「冷淹手前」が美味しくなりますし、猛暑になれば更に甘味を増してきます。
夏バテの心と身体を潤してくれます。
コロナで疲れた心にも染み入ってくれることでしょう。
さぁーお茶をどうぞ。

京都伏見アトリエ遊煎茶教室

水無月
ようやくお稽古の再開です。
コロナウィルスによる自粛あるいはその状況下でも仕事に行ってられた方々にとってこの数ヶ月は如何だったでしょうか。
人との触れ合いが感染を広げると云う事で距離をとった生活を強いられました。
とは言え職種によってはそう云う訳にもいかない方々もおられます。
今まで経験した事の無い生活に「緊急事態宣言解除」となった今も、なかなか本来のリズムを(特に自粛組)取り戻せない状態です。

ですが、久しぶりのお稽古は口数も少なくマスクも付けた中でのものでしたが、お茶(茶味)を介しての一時は言葉にしなくても共有するものをたっぷりと味わせてくれました。

アアー「煎茶道」と云う「文化」は良いものだなぁーと実感出来たひと時でした。

 

 

京都伏見アトリエ遊 煎茶教室

卯月
桜の開花と共に各々の人生の新しい扉が開かれる四月のはずが、新型コロナウィルスが猛威をふるいウキウキ、ワクワクの気分どころではなくなりました。
外出するのも躊躇われる今日この頃。


でも、お茶の味はすっかり春色になりましたよ。
芽生える様なお味がします。
煎茶の世界では四方を壁で覆わず風の
行き通よう所で(風光明媚な所に出向き)お茶を楽しむ事を良しとします。
お茶には殺菌効果もあります。
こんな時だからこそ、開け放たれた空間でお茶を楽しむのも一興。
桜も満開になりました。
さぁーお茶をどうぞ。

 

京都伏見アトリエ遊煎茶教室

京都伏見アトリエ遊煎茶教室

如月
節分、立春から本格的な令和の運気が動き始めます。
今年は「吉田山荘」にて格調高い新年会を催す事が出来、各々の心の中に刻まれた事と思います。
日本文化の持つ素晴らしさが、そこここに溢れた「吉田山荘」での茶会は他では味わえない醍醐味がありました。
改めて日本文化の良さを認識出来た事と思います。

その日本文化の一つである「煎茶道」をいかにして多くの方々に広める事が出来るのか、が、大きな課題です。
今年は3月の小川家再興茶会を皮切りに、5月は下鴨神社、6月は近江神宮、7月は八坂神社、9月は平安神宮とオリンピックイヤーの盛り上がりと共に御献茶式が続きます。
各々の役割も重くなってきます。気持ちを引き締めて取り組みたいものです。

 

京都伏見アトリエ遊煎茶教室

令和二年睦月
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。

令和最初のお正月。
干支も始めに戻って子年。
このめぐり合わせの年に、新たに何かを始めたり.一つ上を目指す心構えを持つ等々チャレンジしたいものです。

オリンピックイヤーである今年は、各競技の選手らが限界ギリギリまでのトレーニングを積み大会に挑まれます。その情熱溢れる姿勢に私達は応援し感動します。
お茶の世界では、なかなか限界ギリギリと云うのはなくて、むしろ余裕をもって「おもてなし」をする。ゆったりとした雰囲気の中で、お茶の魅力に触れて頂くと云うことになります。

その「おもてなし」が出来る為にも、各々が自身に一つ上を目指す負荷をかける年であってもいいかなぁーと思っております。

京都伏見アトリエ遊煎茶教室 師走一年を振り返って

師走 一年を振り返って

師走も半ばを過ぎると何となく気忙しくなります。

この一年を振り返ってみますと、アトリエ遊伏見煎茶教室も十二周年を迎えました。そして念願の記念茶会も「白沙村荘」にて執り行えた事は本当に喜ばしい事でした。

其々が自分の役割を心得務めて下さり、海外出張の為欠席の方は準備段階で貢献してくれました。又、病気療養中の親の看病をしている方も途中抜け出して参加してくれて、茶会の雰囲気を共有出来た事等、正に「ワンチーム」として取り組めた事は嬉しい限りでした。

私一人ではとても出来なかった事を皆さんのお力添えのお陰で出来た事に深く感謝致します。

皆さん方も私も、この一年の頑張りを自信とし次へと進んで行きたいと思います。

 

来年は「令和」初のお正月を迎えます。干支も最初に戻って子年。

そんな巡り合わせの新年を「吉田山荘」で皆さん方と共に寿ほぐことが出来るのも幸先良い事です。

楽しみですね。

今年一年本当に有り難うございました。

どうぞ佳い御年をお迎え下さい。